水毒(水滞・痰湿)体質です。
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汗疱(異汗性湿疹)の症状は、水泡ができてかゆい。膿になったり赤いポツポツとした湿疹ではない。
ひたすら皮がむけていく。
何が気に入らないのか、手の皮の厚いところから全部剥いていく。
水泡ができるのはどうしようもない、と皮膚科の先生が匙を投げるので、そうはいってもこのかゆみをなんとかしてほしい、というので、抗ヒスタミン薬を処方される。
ステロイドを塗って、抗ヒスタミン薬を飲む。これ以外の方法はないのかってくらい。
抗ヒスタミン薬はアレルギー性鼻炎でもお世話になっているので、軽度のときはアレグラ(フェキソフェナジン)、眠れないほどになるとジルテック(セチリジン)・ザイザル(レボセチリジン)というのがこれまでの対応でした。
ザイザルを飲むと、少なくとも眠れた。鼻炎では。
しかし汗疱のかゆみは、ザイザルを飲んでも効いた気がしない。つまり眠れない。
抗ヒスタミン薬というのは30種以上あり、効果の傾向はそれぞれ異なるけれども、体との相性というのが大きい。つまり飲んで試してみるしかない。
とりあえずビラノアを処方され、かゆみに一定の効果があったものの、一日1錠しか飲めないのが難点。寝る前に飲むと夕方に切れる、切れると飲むまでかゆいという事態。
そこで処方されたのがアレロック。通常1回1錠一日2回まで。最大4回飲んでいい。
アレロックは効いた。切れそうなタイミングで追加で飲めるのもよかった。
でも最大3錠、毎日飲まないといけない状況が続いて、なんか別の解決策を考えねばいけない、と思い出した。
西洋医学でだめなら、東洋医学。
これまでに私の体質に合っているとわかっているのは、五苓散と荊芥連翹湯。
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汗疱は水ぶくれだから手のむくみの延長にあるのかも、と思って調べると、汗疱は水毒の人ほどなりやすく悪化すると思われた。
五苓散は「身体の水分代謝を是正し、手から吹き出す水疱を落ち着かせる目的で用いる」とある。
飲んでみたら、効いた! 明らかに、水泡が小さくなった。
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2週間ほど続けてみたら、水泡は小さくなって大きくつながってしまうことはなくなった。
でも、小さくポツポツできて、皮が剥けるのは収まらない。
これは、体質改善が必要かも、荊芥連翹湯は効くのかなあと調べると、上記のページでも荊防敗毒散が紹介されていて、荊芥連翹湯と成分が被る。
でもどうやら、荊芥連翹湯には即効性がなさそうだと思われた。
荊防敗毒散とはどんなものだろうと調べていたら、夫が十味敗毒湯がいいってよ、という。
えー何がちがうの。
十味敗毒湯は、華岡青洲が荊防敗毒散を改良したもの。
荊防敗毒散は生薬を14種使うけれど、十味敗毒湯はその名の通り10種に減らして、作用をシャープにしているという。
荊芥連翹湯は17種、五苓散はその名の通り5種、つまり漢方では生薬が少ないほどシャープで即効性(短期使用)があり、多いほどマイルドで体質改善向き(長期使用)らしい。
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そんなわけで、十味敗毒湯を3か月ほど飲みました。大きな水泡ができて症状が悪化したときには五苓散。
新たに水泡ができる頻度が減っていき、なんとなく効いている気がする、というので飲み続け、10月になってやっと抗ヒスタミン薬を飲まなくてもよくなった。
ところが完治というところまで至らない。治りきらない。
じりじりとかゆみはあるし、皮が剥ける。
最初に発症したところにまた発症して、漢方薬の限界を感じ始めたところで、漢方相談に行ってみた。
霊芝がいいかもしれません。というので今のとこ霊芝を試しています。
サプリはビタミンB剤は足りていると思うけれどC剤を追加。
亜鉛が効いているようで効いていないなあと継続するか検討中。
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友人が何をするにしても血流改善!といって、松寿仙をプレゼントしてくれました。
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今までやったことないことやってみよう、と思い立ち、今はせんねん灸をしています。
とりあえず合谷と太淵。
そろそろ薬漬けにも飽きてきたので、打開策探しです。
足はかゆみはほぼなくなったけど皮が剥ける。
最初はかかとの湿疹から始まった。
水虫を併発することもあるらしいけれど、これは水虫ではありません。
足の指の股が裂ける症状、昔からたまにあったけど、汗疱だったんだなと今は思う。