ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

アレルギー性鼻炎とうまくつきあうための10のこと(長文注意)

アレルギー検査20240510
アレルギー検査結果(2024年5月10日に実施)は昔と何も変わらないけれど。

アレルギー性鼻炎とは40年キャリアだけれど、私の人生で今年が一番症状が少ないと思う。
子どもの頃は小児喘息もあったから、しょっちゅうネブライザー(吸入器)していた。
まだ第1世代抗ヒスタミン薬が主流で眠くてしかたないから、夜だけ・ひどいときだけ飲む対処療法。

24歳の時に無職になったのを機に、体質改善をはじめた。
はじめた頃の辛さを10だとすると、最初の10年でつらさが半減して5くらい。
次の10年で、さらに半減して3くらい。
今は1くらいにまで下がっていて、もう治ったんじゃないかっていう気でいる。

(1)アレルギー検査をする
今は血液検査でさくっとできちゃうので、やったことないなら一度はやりましょう。
できれば耳鼻科専攻の先生がやってるアレルギー科が知見があります。
自分のアレルギーの度合いを知りましょう。
私の場合は、非特異的IgEが高い(700 IU/mL程度)と言われるけれど、いわゆる「アレルギー持ち」の中では低い方だと思う。
それにアレルギー検査は意味がないと言われる理由のひとつに、この数字と症状の相関はまた別の話です。
仕事のつきあいで、10000超という人に出会い、デュピクセントの話を聞いた。
一方で検査結果はびっくりするほど「0」だけど症状があってつらい人も知ってる。

そして原因物質が特定できるならそれが一番楽です。
私の場合、アレルギー科の先生にやりたいといったら、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が多いからするだけ無駄と言われました。
当時はパッチテストしかなくて、曰く「パッチテストでスギが原因ってわかったからといって、スギだけ対処してもしかたない」。
血液検査でアレルギー検査をしたのは別の原因でずっと後になってからしたのでしたが、初めて検査結果をみたときに、先生が言ってたことにすごく納得した。
血液検査でも11種類に反応がある以上、原因物質を完全除去することはとても困難、という話だ。

(2)抗アレルギー薬をきちんと使う
第2世代抗ヒスタミン薬が主流になると、副作用は随分軽減された。
ステロイドだけに頼る時代でもなくなった。
当時は病院で処方されるだけだった薬が、今では市販薬として手に入る。
今病院で処方されるのは、第2世代の発展型で第3世代とも言われる抗ヒスタミン薬が主流。
第2世代よりさらに副作用がなくて効果が高い。
ヒスタミンだけではなくて、抗ロイコトリエン薬やTh2サイトカイン阻害薬と選択肢も増えた。
いい時代になった・・!

最初は医者の言われるままに第一選択肢の抗アレルギー薬を使うことになるけれど、抗アレルギー薬というのはかなりの数があって、ものすごく相性に左右される。薬効の違い・使い勝手・薬価の違いを丁寧に説明してくれるのは、むしろ薬剤師の方なので、アレルギー科に強い薬局(アレルギー科の隣にある薬局)に行くのがいい。そういう薬剤師は、先生の処方のクセまで把握している。

(3)お薬手帳を分析する
信頼できる病院と薬局が見つかり、そこをリピートしていくと、辛くなってから病院に行くというのでは遅い、と気づいて、予防的処方が大事だとわかってくる。アレルゲンが特定できていなくても、薬剤師は私の手帳から、アレルゲンをほぼ特定してくれた。
曰く、薬が必要なほどつらい時期に飛散が多い植物に反応している。
1月~3月(スギ・ヒノキ・ハンノキ)、5月~7月(カモガヤ・イネ)、10月(ブタクサ・セイタカアワダチソウ
なるほど、通年性と診断されるわけだ。
www.mnc.toho-u.ac.jp
その時期より前に処方してもらうよう先生に話してみて、とのこと。
今でこそ予防的処方が一般的になっているけれど、当時は症状がでないと処方してもらえなかった。
そういう取り組みをしてくれたアレルギー科の先生には感謝しかない。

(4)弱い薬と強い薬と点鼻薬と点眼薬を使い分ける
病院に行くのが面倒で、市販薬を買うこと自体は悪いことではないけれど、薬の強弱や特徴はわかっておいた方がいい。
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私は弱い薬を早い時期から長く飲み、それでもダメな時に強い薬を重ねて飲むというやり方で、先生に処方してもらうようになりました。
そういう中で、市販薬は副作用がかなり強い薬が多いと知った(第1世代)。
1錠が何時間効くかはある程度決まっているけれど、これも自分の体と要相談です。
例えば規定では1日2錠飲むことになっている薬、もちろん最初は規定通りに飲みますが、体調によっては効きすぎたり弱かったりする。
あるいは長く効いたり短く感じたりする。
そういう話を先生としたら、これは1日2錠の薬だけれど、症状が軽いなら1日1錠でもいいよ、そうしたら薬価も半額で済むからねと言われ、そういう使い方でいいんだと気づいた。
点鼻薬は液体だとそれが刺激になって悪化することが多いことがわかり、高くても粉末(パウダー)を使うようにした。点鼻薬は速攻性が高い強い薬(ステロイド)、という認識で、症状が弱い時には使わなくなって、最初に手放せたのは点鼻薬でした。
点眼液はそれこそ散々いろいろ試した結果、ザジテン(ケトチフェンフマル酸塩)一択になり、薬剤師からザジテンなら市販薬でもいいですよと言われて、市販薬を買うことにした。
まあ今は、花粉症対策の抗アレルギー薬はこの目薬だけで済むようになりました。
シーズンには、お風呂上りに1滴。
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(5)漢方薬
体質改善で最初に始めたのは漢方で、約20年お世話になりました。
漢方薬もいろいろあるので漢方の薬剤師と体質や生活習慣や食事改善から話をし、最終的に荊芥連翹湯に落ち着きました。
いわゆる漢方薬(煎じて飲む)の段階で色々試し、荊芥連翹湯に決まってからは、飲みやすさと経済的な理由で錠剤に変更。
さらにいきつけの薬剤師がこの病院なら荊芥連翹湯も処方してくれると教えてくれ、最終的には処方箋で漢方を続けました。
漢方に理解がある耳鼻科というのは本当に少なくて、処方してもらえるだけでもありがたい。
漢方は「弱い薬を長く飲む」という一環で、抗アレルギー薬より弱い薬という立ち位置です。
つまり漢方をはじめたからといって、抗アレルギー薬がすぐ手放せるわけではありません。
一年間毎日飲み続けたのは最初の数年でしたが、強い薬の使う頻度が少なくなっていき、弱い薬がさらに弱い薬で済むようになった。
漢方は1日3回服用で、1回で最大3か月分が処方されるので、大体年に3回薬局に行っていたのですが、症状が軽くなった時期には1日1回服用で済むようになり、さらに軽い日には飲まない、というやりかたで、少なくなっていった。
最終的に年に1回しか病院に行く必要がなくなり、その3か月処方を9か月かけて飲んでいたのが、1年~1年半と伸びていき、もう飲まなくてもいいかな、という気になってやめることにした。
その頃には、病院で処方されるその年に1回の薬も、1年以内で飲み切ることがなくなった。

(6)サプリとビオチン療法
昔から疲れやストレスが肌荒れになる体質で、口内炎がひどすぎて1週間カロリーメイトしか飲めず、授業を休んだこともある。看護婦の母からB2とB6が足りないと散々言われて、食事で追いつかないと割り切った結果サプリを始めた。そうしないと社会人をやってられなかったから。
昔は一瓶5000円とかで種類も少なかったサプリがだんだん安く種類も豊富になって、手が届きやすくなったというのもある。
昔は薬局に行ったら爺がこれしかないと出してきてそれを買うしかなかった市販薬が、マツキヨ販売方法が一般的になって、自分で薬をいろいろ比較して手に取れるようになった。
そういうわけでサプリはアレルギー対策としてはじめたわけではないのだけれど、今思うと肌荒れと口内炎と花粉症は、皮膚というカテゴリでまとめられるから結果的にアレルギー対策にもなってたんだと思う。
そういう中で、ビオチン療法というのを知った。腸だって肌の延長だ。
私がアレルギー対策でやらないといけないのは「腸活」だったんだと気づいた。
つまり漢方よりさらに弱い薬・長く続ける薬というのが整腸剤・サプリという定義だ。
そんなわけで、漢方はやめたしアレルギー薬も飲まなくなったけど、整腸剤とサプリは毎日飲んでいる。
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(7)アレルギー対策の食生活
食事制限でアレルギーが軽くなったという話はよく聞くけれど、私は「0」にする必要は無いかなと思っている。
結局私のアレルゲンは1種類ではないので、例えば小麦をやめたから改善されたという人は小麦アレルギーだっただけ。
もちろん脱小麦をしてみたりしたこともあったわけだが、少なくとも私の場合は、何か1つをやめたから改善されるほど単純ではないとわかってきた。
どんな食べ物も、良くも悪くもメリットもデメリットもあると思っている。
むしろ何事も過剰に摂ってはだめ、ということがわかってきた。
どの量を「過剰」とするかは自分の体と相談で、その「ほどほど」を見極めるのが面倒だから「0」にしちゃえってだけなんだと思う。でもゼロにしちゃうと、デメリットもないけどメリットもないのだ。
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ゆる糖質制限を今もしているし、糖質を過剰に摂るとアレルギーが悪化することもわかったけど、だからって糖質ゼロにはしない。糖質だって必要なエネルギーだってわかってるから。
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そういう「できるだけ多く少しずつ」の中でも、アレルギー対策で行ってるのは下記。
整腸剤・サプリよりさらに弱い薬・長く続ける薬として取り入れてる「食」。
(下記食材がアレルギーになる人も世の中にはいますので、自分の体と要相談ですよ)
・調理油はオリーブオイルしか買わない
・スーパーに行ったら発酵食品(納豆・ヨーグルト・チーズ等)を1つは買う
オートミールを取り入れる(朝食やランチスープ)
・意識して水分を摂る

話題性の高いものにはとりあえず飛びついて色々試すけれど、まあ気分転換の一種だと思っている。
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「ジャムー・ティー」が花粉症にすごく効果があると話題になって、口コミを読む限り「効きすぎだわこれ、何か入ってる」と思っていたら、薬事法違反のステロイド含有だったっていうことがあった。そりゃ効くわ。

花粉症への効果をほのめかした健康茶にステロイドが含有−飲用されている方は、医療機関にご相談を−(発表情報)_国民生活センター

(8)マスク・うがい・掃除・洗濯・加湿・除湿
吸入系アレルゲンが多いということは、花粉にとどまらず埃やタバコの煙やダニなんかもダメで、実家では父が四六時中タバコを吸っていたから、そういうのも悪化の原因だったんだと思う。マラセチア(カビ)もアレルゲンとあとでわかったけど、背中ニキビも大変だった。
ところがきれい好きと神経質は紙一重で、やりすぎるとメンタルが壊れる。
なので習慣にする程度にはアレルゲンの除去に努めるけれど、ほどほどにするようにしている。
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(9)これはしないと決めていること
1)レーザー治療:どうしても私の脳がこれを試す気にならなくて、皮膚を焼いてもまた同じ皮膚ができるだけでは?と思っている
2)舌下免疫療法:アレルゲンを体にとりこんで治していくというのがどうしても理解できなくて、脳が拒否している。現代版・食脱医師か・・?! まあ日本認可はスギとダニだけなので、スギとダニだけ治ってもな~というところ。
3)ホメオパシー:2と同様に、アレルゲンを体にとりこんで治していくというのがどうしても理解できなくて、脳が拒否している。昔、桜沢エリカがやたらマンガで紹介していて、衝撃だった。「鰯の頭も信心から」という意味では効果があると思っている。(結局アレルギーはメンタルの強弱が反映されるところも大きいから、心を強く持つという意味で神様やアイテムは必要)

(10)アラテック・セラピー
2023年7月に汗疱を発症して、いろんな治療法を試してもまったく治っていく気がせず、途方にくれて何もできないけれど何かしたいというときに、これまでとは全く別のアプローチを試したい、という気になった。
この心境、ひどいアレルギーに罹ったことがある人は誰しも通る道だと思う。
世界から拒否されているような絶望感。
そういうときに、民間療法や高額医療や宗教に1万円以上のお金を払うなら、このセラピーを試してほしい、という選択肢のひとつです。
私はワクチン接種後、それまで何年もかけて改善してきた体質が一気に改善前に戻るという状態になった。
生理痛が重くなりアレルギーが顕著に出るようになった。
この20年なんだったの?というくらいQOLダダ下がり。
そんな中で汗疱を発症し、なんだこれ?!という状態になった。
セラピーをしたのは2年前の話になるのだけれど、今ようやく、ワクチン接種前の体調に戻ったという気でいて、それはセラピーのおかげだったかも、と思っている。
汗疱についてはこちらにまとめています。
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ステロイド(切り札)とはうまくつきあおう
anitubu.com