
どうする? まあ使えばいいんじゃないの。
伯母の遺品整理で着物の間から大量に出てきたのは、使い古しの小さな固形石鹸でした。
固形石鹸が防虫剤代わりに使えるのは知っていて、私も一時期やっていたことがある。
(その当時は宿泊先で小さな石けんがよくサービスされていたので、その未使用品を使ってた)
あるとき石けんとして使えるものを防虫剤にしなくてもいいか、と思い直してやめた。
ちなみに着物の防虫剤はこちらを愛用。
(防虫効果は1年と言われているけれどケチって数年に一度の購入)
www.ishiguro-kouho.com
小さな石けんは防虫効果を失ってて、着物は半分以上虫食いで処分せざるを得なかった。
私は伯母が着物を着ていた姿を見たことがなかったので、つまり少なくとも40年は放置されていたわけだから仕方ないか、と思う。
ちなみに生前の伯母は着物を誰かに見せることもなかったし、私も伯母の箪笥を物色することもなかった。私が高校生のときに一度だけ、若いからこういうのも着られるでしょう、着るならあげようか、と見せてもらった浴衣があまりに好みが違っていてお断りした経緯もあり、以降私が着物を着るようになっても伯母と着物の話をすることはなく、こうして遺品整理に向き合っている。
まあ伯母とは身長が違うので、対丈でしか着られないから「普段着物」が許容される風潮が来てよかったなと思う。
さて、出てきた石けんの始末だけれど、私の実家では、固形石鹸を一切使わない。
私が一人暮らしだった時代、実家にはなぜか大量の新品の石けんが山積みになってて、誰も使わない実家の石けんを回収しては使っていた。(あれは御歳暮とかだったんだなあと今は思う)
母は今や完全なる液体石けん派で、浴室はボディソープだし、キッチンもハンドソープ。
そんなわけで伯母の石けんも全部回収してきた。
私は固形石鹸派で、自分で石けんを作ってた頃もある。
我が家では小さく薄くなった石けんを新しい石けんに合体させて使うので、小さな石けんが溜まることはない。
伯母の着物の間に入っていた小さな石けんは、固めて使うことにした。
全部包丁で切り砕いて、牛乳パックに入れて、水を混ぜて少し溶かし、パックの口を閉じて、レンジにかける。600wで2分設定したら爆発しそうな音がしたので途中で止めて、これでいいや、とあとは放置。固まる&乾くのを待つだけ。

綺麗な表面にしようと思ったら、粉々に砕いて溶けるのを待つ必要があるけれど、面倒なので小さくしてレンジしやすくしただけ。
溶け切らないので石けんがモザイク模様になっているのも、牛乳パックの跡が残っているのも愛嬌ということで。

大き目の石けんは砕くのも面倒なのでそのまま使うことにします。
まっとうに使い切る、それができる範囲でしかなくても、私はそういうふうにむきあいたい。