ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

台風が来る前に柿の収穫

柿は枝ごと収穫
しばらく実をつけなかったので今年生らなかったら大剪定しようと思っていたら、実が着いた。
我が家には柿の木が2本あって、南側の柿と、西側の柿。
西側の柿はまだまだ青いのだけれど、南側は先週真っ赤な熟れすぎた柿を1個発見して収穫。
ぐずぐずだけど、甘い。
他の柿はまだ青みが残っているけれど、そろそろ収穫しないと鳥や虫に先取りされてしまうなあと思っていたところなので、台風で落ちてしまう前に収穫することにした。
一度実がついた枝は実をつけないというので、枝ごと剪定して収穫です。

柿収穫。
皮を剥かず、スプーンですくうほどに熟せば渋もとれるようなのだけれど、待っている間に落果したり食べられるので、収穫して干し柿にします。

一番赤い柿
一番熟れてる赤い柿は、干し柿風に切ってみたけど柔らかすぎるので、これなら食べられそう。

甘い柿
やわー。うまー。あまー。
しかし2番目に熟れてるオレンジの柿は、皮をペロッとなめてみたけど渋い。

干し柿
地球温暖化のせいか、柿の収穫時期と干し柿をつくるシーズンが離れていっているようで、涼しくなるのを待ってたら柿はみんな食われてしまう。先週から秋っぽい湿度になってきたことだし、干し柿にチャレンジすることにした。
皮を剥いて、吊るし紐つけて、ぐらぐら熱湯に20秒ほど、幸い台風前のいい天気。日光消毒。
つくりかたは前回と同じだけど、来週くらいにアルコール消毒もしとこう。

nagareru.hatenadiary.org

柿を剥いてたら、アカスジキンカメムシがでてきた。
アカスジキンカメムシはナツツバキが好きで、うちのナツツバキはよく食害されてしまう。
ナツツバキの隣に柿の木があるので、カキを食うつもりだったのかも?

食害
コガネムシもそれなりで、食害がひどいと夏椿のきれいな紅葉も虫食い紅葉になってしまうのだけれど、基本なすがままにしている。コガネムシ(害虫)を駆除するとカナブン(益虫)も駆除することになるから、私にできるのは落葉堆肥や雑草堆肥の中から出てきた幼虫を見極めて捕殺するくらいかな。

アカスジキンカメムシの最終幼齢の写真撮ってみた。
この次の脱皮が、「歩く宝石」と言われる緑と赤の筋の姿になるそうだけれど、私はこちらの最終幼齢の渋い色で「大笑い」しているデザインの方がかわいいと思う。
カメムシの形しているけど、臭いがしないところも、まあ薬剤撒いてまで殺さなくてもいいかな、と思う理由。
そっと庭に逃がす。

アカスジキンカメムシの最終幼齢