冬の間に剪定した枝を灰にして肥料にするイベントです。
休みがとれた土日が強風だったりして、剪定した枝を燃やす日を選んでいる間に春になった。
風速3m以下の、穏やかな晴れた土曜日。
前日でも予約できる「水海道あすなろの里」の「憩いの森(BBQ場)」を予約します。
キャンプブームがBBQ場まできていると閉口ものだな、と思ったけれども、この日の予約は2組だけでした。
8時半には受付に行って、書類を書き料金を支払います。
8時半から清掃が入るそうで、BBQ場の利用開始は9時からということだけれど、手続きして荷物を搬入している間に9時です。炊事場(BBQ場)使用料、一人400円・二人で800円。
前回は搬入が一番楽な、手前の5番にしたのだけれども、壊れかけのコンクリートかまどは撤去され、つくりかけ?のレンガかまどになっていた。
憩いの森は、坂の中にテーブルとかまどが設置されているので、あまり遠くは面倒。ので、その隣の6番にしました。(写真奥のテーブルは7番)
予約時にお願いしておいたリヤカー(無料)で、荷物と剪定枝を車の荷台から運びます。
アルミで軽くてうれしいけど、小さいので2回往復。
今回のデイキャン荷物。
左からクーラーボックス・調理バッグ・焚き火セット×2。灰を回収するステンレス鍋と火消し鍋。
ウールリッチのグラウンドチェアをマット代わりに使います。
乾燥させた剪定枝はじゃんじゃん燃えます。
火柱も高く、煙が出るので、ほかに人がいないうちにさっさと燃やす。
太い枝も早めに投入して、灰づくり。
炊事場に置いてある道具は、無料で使えます。十能・火ばさみ・ほうき・ちり取り、バケツ。
炊事場には洗剤等もあるけど、我が家は基本使わない。
今回は初期消火に備えて、バケツに水を汲んだだけ。
ゴミは持ち帰りで、灰は灰捨て場があるけど、灰も肥料にするために持ち帰ります。
1時間ほどで、すべての剪定枝が熾火になるので、ここからようやく湯沸かしです。
ブランチは、消費期限の近いフリーズドライ(親子丼)。
水も消費期限の近い災害用のストックを消費。
冷凍ごはんを解凍して持参しています。
フリーズドライは沸かしたお湯を捨てないところがいい。
ごはんにかけるのではなくて、どぼんさせていただきます。
味はアマノフーズなので、期待通りの美味しさ。
保存は1年ほどで、もう少し長いといいんだけどな。
おなかも満たしたところで、連れは火の番。
十能で熾火をかきまわし、灰製造を促進します。
私の方はというと、持参した裁縫セットで、つくろいもの。
穏やかな春の晴天の下で、鳥の声をBGMにして、針仕事する至福。
作業着(ズボン)のポケットに道具を入れているので、よく使う方だけ穴が開く。
ポケットの布地が薄くて劣化しているので、古いバンダナを当て布して補強しています。
そうこうしているうちに12時をまわったので、昼ごはんをつくりはじめる。
今回は、たまごサンドイッチ。ゆでたまごを作るところから。
缶詰めの大和煮が消費期限が近いので、こちらも温めてサンドすることにする。
昨夜の残りのトマトスープも持参したので、温めていただきます。
割引購入したパイナップルがデザート。
山桜は、見頃を過ぎて、落下しきり。花びらがテーブルにはらはらと舞い降りてきます。
おなかも満たして、針仕事も終えて、昼寝しながらバードウォッチング。
我が家にもやってくる三大野鳥(ヒヨドリ・シジュウカラ・メジロ)しか見つけられなかったけど。
キツツキが仕事してる音がトトトト、カカカカ、とたくさん聞こえて楽しい。
さらさらの灰には程遠いけど、灰を入れるために用意した鍋に入りそうなくらいには圧縮されました。
14時半には火消し鍋に入れて冷却させます。
灰を冷却させている間に、あすなろの里を散歩。
動物園にアルパカが増えていて大人気。
あすなろの里に昔からあった古いキャンプ場は「RECAMP常総」としてリフォームされていた。
鬱蒼とした森の木々は剪定され、明るい森になっていた。
土の道は車が通行しやすい程度に砂利で舗装され、古いかまどや施設は撤去されてた。
あいまいな区画やフリーはなくなり、きっちりロープで区切られていた。
キャンプブームを受けて大整備していたので、大盛況なのは喜ばしい限り。
だけれど、私が利用することになるのはずっと先だなあ、と思わざるをえない。
BBQ場は16時までの利用なので、15時半には撤収。剪定枝が全部灰になってすっきり。