ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

植物毒と納豆菌液と陳皮の雑草堆肥化計画

ナガミヒナゲシとフキ
原っぱ庭の季節を後押し。
ホトケノザが枯れてきたので引き抜いたら、ナガミヒナゲシが咲き始めました。
ナガミヒナゲシ、かわいいんだけど、なにかと槍玉に挙げられる花。
アレロパシーが強くて他の植物の生育を阻害するということだけど、まあフキすくすく育ってるしな。
外来生物ってナガミヒナゲシ以外にも山ほどあるのにナガミヒナゲシだけが取り上げられていると、ほかのはいいの?!とか言いたくなる。
ナガミヒナゲシも結局は新しい雑草が入ってきたと考えています。くれぐれも、危険意識を煽ることがないようにお願いいたします。」というところでしょうか。
danyome.salty.style

我が家では好きな雑草だけ残していく選択的除草をしているので、今のところあまり増えない程度に除草対象としているのは下記。
・オランダミミナグサ
アメリカフウロ
・スズメノカタビラ
・メヒシバ・オヒシバ
ヤブガラシ
ヘクソカズラ
ナガミヒナゲシもほどほどに愛でたあとは引き抜いて雑草堆肥に積んでいきます。
毒性のある「アルカロイド」を含むので素手は厳禁、てことだけれども、植物毒の有無に関わらず草かぶれするので、軍手必須です。
インナー手袋をして、手袋を二重にするようになってから、爪に土が入ることもなくなり快適。
ちなみに植物毒である「アルカロイド」の仲間には「カフェイン」も含まれる。
「カフェイン」といえば当然コーヒーで、コーヒーかすは虫の忌避剤にも使われる。
ということでナガミヒナゲシを雑草堆肥に入れとくと虫の大量発生も抑えられるのではと期待。
ちなみに同じ狙いで毎年つくっている陳皮も投入です。
nagareru.hatenadiary.org


雑草堆肥レイズドベッド
雑草堆肥レイズドベッドは、奥がこの春からの雑草積み上げ。
これは夏越しすることで秋には半分以上が堆肥化する。
手前は、昨秋の残り+昨秋からの積み上げ。
雑草堆肥は、落ち葉堆肥と同じく、一年で完成が目標。
でもどうにも芝かす(サッチ)が分解しきれていない。
夏越しで秋までに分解しきれるのか不安になって調べてみたら、分解にはバチルス菌がいないといけないらしい。
簡単に入手できるバチルス菌とはすなわち納豆菌です。

サッチ分解剤や微生物活性剤を買ってきて混ぜればいいんだろうけれど、あまりお金もかけたくない。
堆肥化促進で米糠を混ぜるのは夏だけにしたい。(切り返しは7月9月3月の3回で終わりにしたい)
納豆買ってきてミキサーかけて液体にするのでもいいらしいが、食べられる納豆を投入するのもなんだかもったいない。
納豆食べた後の容器の汚れはいつも水につけて流してから洗っているので、洗わずに外にバケツを用意して容器を浸してしまえばいいかも!と思いつく。
水溶性なのでしばらくバケツに浸しておけば、するっと容器はきれいになる。
納豆汚れ=バチルス菌
そんなわけで写真の緑バケツでバチルス菌を培養中です。
1週間程度で手前のレイズドベッドに撒いて染み込ませる。
そんなのを2週間ほどやってみたら、ちょっと嵩が減ってきた。期待が持てる。

タツナミソウ
芝生に咲いたタツナミソウ。かわいいので摘み取らずに残している。
我が家の芝生は、野草がたくさんある原っぱ庭が目標です。