ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

アシナガバチと共存する(蜂写真注意)

ハチの巣
庭に蜂の巣を発見。

庭のナツツバキに黒い塊が見えた。
ナツツバキには以前、いつのまにかメジロが巣をつくっていたことがあった。
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だから鳥の巣かな?と思ってよくよく見てみたら、蜂の巣!
ハチの巣
あちゃー。
巣の形から言っても、アシナガバチ
アシナガバチは、普段から見かけていて、今年になってよく見るようになったという蜂ではない。人を刺すと重度の症状に陥る危険な蜂ではあるけれど、スズメバチのような狂暴性はないから、これまでも適度な距離をとって放置してきた。
調べてみると10cm程度までなら素人でも駆除できそう、というので、カメラのズームでよくよく眺めてみたものの。
ハチの巣
あらー。立派に15cmサイズ。
とりあえず守谷市のホームページを見てみるものの、市の対応なし。
守谷市のタウンページをひっくりかえして、ハチ駆除業者を調べるものの、「蜂専門」とか書いておきながら、電話番号検索するとトラブル対応の設備会社(トイレ・鍵・水道とか修理する会社)。
うーんまあ、即日・土日も対応してくれるような業者は、必然そうなるかな。
ちゃんとした害虫駆除会社は、土日休。そりゃそうだ。
とりあえず取手市ホームページはちゃんと業者紹介してくれてて参考になった。
市への問い合わせが多いんだろうなー。
https://www.city.toride.ibaraki.jp/anzen-anshin/kurashi/kankyo/yasechoju/kujoirai.html

で、そうこう調べているうちに、アシナガバチは益虫だから、駆除しなくてもいいという選択肢があることを知る。
・活動期は6月~8月が最大(そろそろ活動期が終わる)。
・巣は15cm程度(つまり今が最大)。
・11月には活動が終了し、巣の中は空になる。
・翌年も巣を使いまわすことはしない。
・距離をとっておけば攻撃してこない。
・毛虫やイモムシを食べてくれる。

そういえば、今年はカキの木にイラガが発生していないな、と思いつく。
イラガの幼虫は毒針持ちで、電気虫とも言われる。イラガは柿の新葉が大好き。
私も知らずに一度触ってえらい目にあったから、毎年用心して、発見次第駆除している。
イラガを駆除してくれた(と思われる)アシナガバチを駆除するのは、今後イラガが増える要因にもなるかも、と思うと、巣の場所さえ問題なければ、共存できるかも?という気になった。
巣は木の高いところにあるから、日常生活をする分には5m以上の距離が保てる。
実際、最大サイズになるまで気がつかない程度には、害がなかったし。
空になった巣は、冬の剪定の時に切ってしまえばいい。
だんなに相談したら、洗濯物を外に干さないなら駆除しなくてもいいと思う、とのこと。
たしかに巣に気がついたのは洗濯物を干しているときで、我が家で巣から一番近い(3mくらい)のは洗濯物、ということになる。
ハチを攻撃するつもりはなくても、洗濯物についていたら誤ってとりこんで刺される可能性はある。

洗濯物
そんなわけで、巣に近いところに干すことになる洗濯物は、部屋干しすることにしました。
やり方は1階の乾燥室と同じ。カーテンレール+S字フック+古いベルト+物干し竿。
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これまで通り重量があるものは布団干しを使うけれど、新たに設置した南西の出窓(2階)の物干し竿は、ちょいかけに活用。
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今後もアシナガバチの様子を観察しつつ、実害がでそうなら駆除する選択肢も残しつつ、アシナガバチを益虫認定した我が家です。
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