ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

箸の寿命を10年と考えることにした

オノオレカンバの箸
オノオレカンバの箸が折れた。

箸は、黒檀・紫檀と決めていました。
でもオノオレカンバという国産素材があることを知って、実物を見る機会があったら買おう、と思っていたら鎌倉の雑貨屋で見つけたのが、2010年4月の話。
斧が折れるほど堅い、という斧折樺。手に取って、即買いした。1膳3000円だったと思う。
そしてつまり、11年使いました。
黒檀・紫檀より滑りにくくて、感触が柔らかくていいというので、購入してからは、オノオレカンバばっかり使ってた気がする。
しかし我が家の箸の使い方は、食後に洗い桶につけ置きしてから洗うというもの。
無塗装だったオノオレカンバは水を含んですぐ変色したし、乾きにくいというデメリットがあった。しかも、堅い素材のせいか、紙やすりで磨いてもさして削れない。
オノオレカンバにとっては、随分と酷使されたひどい環境で使われてたと思われる。

折れた箸以外も、よく見れば先は曲がっていた。
修理して使うというのも考えたけれど、もう寿命だな、と割り切って、4本とも捨てることにした。
ついでに、もらいものの竹の箸1膳も塗装が剥げて先が潰れてきたので処分。
残った我が家の箸は、黒檀2膳・紫檀2膳。
オイルメンテナンス
オイルメンテナンスしよう、と思い立ち、箸をオリーブオイル漬けにします。
キッチンペーパーとラップでくるみ、1時間ほど浸す。
ジッパーバッグを買わないので、こういうときに災害用にとっておいたラップが便利だなと思う。残量点検にもなるしね。
オイルメンテナンス
余分な油をふき取って乾燥。
オノオレカンバが一番新しい箸だったから、他のも10年以上使っていることになる。
ある程度数を持って、消耗を抑える方向で使ってきたけれど、そろそろ一新かな。

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