8月4日は箸供養の日。
もう10年以上使った箸を処分して新調することにした。
先も曲がって、オイルメンテもすぐとれてしまうし、乾燥した感じはとてもくたびれてしまってみえる。
新しい箸を買い、切り替えよう、と思い立った日が箸供養の日。
神社に持って行くのもいいけど、近場ではお焚き上げしているところがないので、自分で。
箸をきれいに拭いて、塩で清めて、箸袋に入れます。
箸袋はA4のコピー用紙だけど。
黒檀と紫檀の箸。
硬くて長持ちして手にしっくりくるところが好きでした。
新調した箸は黒柿の箸。
黒檀の仲間で国産。
杢目の表情がいい。
八角箸を買うつもりだったけど、四角箸が杢目がよく見えて良かった。
転がりにくいのもいい。
拭き漆で漆がとれたり先が潰れたりしたら、価格の2割でメンテしてくれるそうだ。
連れがもっと気軽に使える箸も必要というので、お弁当用の箸を日常遣いにすることにした。
お弁当用なので短い。ヒノキの箸。
でも今はお弁当を全然つくってないので、ずっと眠ったままでした。
同じく拭き漆だけど、安価なので気安く使えます。
うちはつけ置き洗いがメインだけど、漆だけはつけ置き洗いを禁止にしてます。
今までは汁椀だけは漆にしてたけど、これからは箸が追加。
でも連れも汁椀の扱いはちゃんとしてくれてるので、箸も大丈夫と漆に踏み切りました。
ずっと、すぐ剥げてしまう塗箸がきらいだった。
でも漆の汁椀を10年以上使ってみて、扱いをちゃんとすれば長持ちすることを知った。
漆の良さは知ってる。
木を長持ちさせ、美しさを保ち、見た目だけでなく、実際に抗菌抗カビ作用もある。
ひと手間かけて、長く使う。
それもいいと思う。