何度でも北茨城にあんこうを食べに行く
あんこう鍋は基本的にどこでも要予約なので前日に予約。席は予約できないということでしたが回転がいい店でした。
吊るされあんこう
要予約メニュ
おじやにするならごはんがつけられますが、というので一膳追加。二人前注文して最初からおじやがついてくると量が多すぎて食いすぎるから、こういう加減ができるところがうれしい。
どぶ汁うま
鮟鱇は、アンコウの身以上に汁が美味しいんだと思う。これは軍鶏を食べた時も思った。シャモを食べるなら軍鶏鍋にすべき。すべてを味わい尽くせる贅沢鍋。
お酒はつけず。でも酒のアテで一番をあげるなら多分鮟肝を挙げると思う。
ヘリコプタ
あんこう食べながら港を見てたら、やたらヘリコプタが離発着してるので、なんのイベントかと聞いてみたら商工会の婚活イベントだそうで。なるほど。うん、たしかに、ヘリから北茨城をぐるっと見て周れるという経験は、特別なものになるだろうと思う。私も地元のイベントで子どもの時一度だけ乗ったことがある。
竜ケ崎でセスナに乗れるの(参照)、再開したらしいから一度乗ってみたいなー。
展望ロビー
そしてお気に入りの五浦美術館へ。今どんな企画展やってるか調べもせずに企画展料金払います。大丈夫、五浦が展示する日本画で、ハズしたことないから。
今回は児玉希望の回顧展。大して詳しくもない私が名前を知ってるくらいには有名な人なのだけれど、こうしてこの人の人生の作品を一覧してみると、日本画で名を挙げながら、日本画に戻ってこなかった人でした(と理解した)。そういえば企画展のキャッチも「新しい一歩を追い求めた画家」だ。「波濤群鶴」と、最近発見されたという「十六夜」がよかった。精密な風景画や仏画や水墨画よりも、動物画の方が圧倒的に魅力的に思われたから、本人が描きたいと思うものと私がいいと思うものが合致する時期は実はとても短くて、それはとても幸運なことなのだろう。人生というのは難しいなと思う。
五浦美術館の展望ロビーが大好き。借景が美しい美術館というのは色々あるけれど、ここは特にお気に入りです。野鳥観察にも最適・・。