ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

白い手袋は目立つので玉ねぎの皮を鉄媒染する

媒染液(左)と染液(右)
汗疱(異汗性湿疹)さんは、左手薬指から両手へと広がっている最中。
小さな水泡がたくさんできる症状で、ヘタすると箸すら持てない。
通勤の仕事鞄が痛くて持てない。
ハンドクリームを塗るのですら、自分の爪がうっかり当たって痛い。
軟膏を塗るとべたべたしてうかつに触れない。
綿の手袋をすると手の保護になるし、薬が剥がれないからいい、というので、ホームセンターで5ペア400円くらいでとりあえず購入。

庭作業の軍手の下にするのも楽だし、食器洗いのゴム手袋のインナーにもいい。
しかしこの真っ白の手袋を、仕事中にしていると目立ってしょうがない。
どうしたのそれ、の質問攻め。もう説明するのもめんどくさい。

というので、染めることにした。
今回はあまり目立たせたくないので鉄媒染。
鉄くぎを小瓶に酢で浸して何日か待つだけ(写真左)。
染液は、常時捨てずに残している玉ねぎの皮。
煮込んで色を出します(写真右)。

染液に浸す
染液に30分浸して絞る。
染液だけだと、たまねぎの皮は黄色。

媒染液に浸す
そのあと媒染液に30分浸して絞る。
これで緑に変色。
あとは堅牢度を出すために、染液→媒染液→染液→媒染液→染液→媒染液と、30分浸すのを繰り返して干すだけ。

玉ねぎの皮の鉄媒染
うん。いいかんじにモスグリーンになりました。
玉ねぎの皮は退色も早いから、グリーンなのは最初だけで、そのうち薄灰色になっていく。まあそれもいいかな、というとこで。
スマホが触れるように指先をハサミで切り落として指なし手袋の完成。

指なし手袋。
とりあえずこれでしばらく使ってみよう。