ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

「金曜ロードショーとジブリ展」で腐海を堪能する

金曜ロードショーとジブリ展
台風13号が関東直撃しておりますが、庭の対策も済ませたし食料もあるので、そんな日は家から一歩も出ず、有給休暇を消化です(夜中災害対応するので今のうち仮眠しろって話ですが)。

金曜ロードショージブリ展」は、2か月前から予約。
前から寺田倉庫での展示って面白いのやってるなと思っててチェックしてた。
ジブリ展といえば、どこも人気過ぎて、チケットを買うにも並び、展示室に入るにも並び、展示を見るにも並び、というので辟易してて、「ジブリの大博覧会」には結局行かなかった。
展覧会が事前予約制になってうれしい。チケット予約できてよかった!(東京展はチケット完売です)
kinro-ghibli.com

金曜ロードショーは1985年番組開始というから、人生を共に歩んだような感じです。
映画館には電車で2時間かかるし、レンタルショップができたのも高校生からだし、小中時代はテレビでしか映画というものが見られなかったから、ジブリ作品はいつも「金曜ロードショー」で放送されるを待って観てました。
ジブリ作品を初めて映画館で観たのは「もののけ姫」(1997年作品)からかなあ。
風の谷のナウシカ」(1984年作品)はこれまでに何回も観たけど、映画館で観たのは緊急事態宣言が解除されて、映画館への客足が遠のいた中で、リバイバル上映をやってくれた2020年。大画面大音量でやっと観られました。感無量。

金曜ロードショージブリ展」では、そういう時代の背景資料と作品資料がたくさんあって見甲斐がありました。
ポスタースタジオは、係員がいて撮影が順番待ちになっていて、スタジオをもっと近くでゆっくり見たかったのだけれど遠慮しちゃった。とりあえずモロ様は誰かが撮影している横でじっくりみてきた。
ジブリの幻燈楼」も座ってみられるくらいゆっくり見られてよかった。
しかし今回の展示は全部一方通行で逆走禁止。
私は一通り見たあとでもう一回見たい、をよくやるので、至極残念。

今回の目的は竹谷隆之の「王蟲の世界」!
なんとショップを通らないと「王蟲の世界」をみられないという不思議なつくりになっていた。
一番観たいのが一番最後なんて・・・。
散々グッズショップをぐるぐるしてから、過去の劇場パンフとフライデーおじさんのクリアファイルを購入。
全部観たよねー大丈夫だよねーというので、満を持して「王蟲の世界」に入ります。
もうスタートの通路から感動です。

胞子
「ムシゴヤシが午後の胞子を飛ばしている」・・・・!

腐海の森
「大丈夫 瘴気は出していません」

なんにもいないわなんにもいないったら!
「出て来ちゃだめ」「王蟲の幼生です」「やはり蟲にとりつかれていたか」

胞子
「マスクをしなければ5分で肺が腐ってしまう死の森なのに」

ウシアブが生きてるぞ
「森へお帰り」「大丈夫、飛べるわ」「そう、いい子ね」

ドゥーン
「ドゥーン」

いやもうね、王蟲登場の音が脳内に響きましたよ。
会場にサントラがじゃんじゃん流れてるのも良かった。
ナウシカの地下の部屋とか作ってくれないかなあ。
ARも楽しかったです。

ARの王蟲は触手出し
奥が展示、手前がAR。

AR
王蟲の目は攻撃色にもなります。もちろん青もあるし、変化の途中で紫にもなる。

竹谷隆之の名前はシン・ゴジラで知ったので、この人の造形は今後も楽しみ。

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