ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

宅配便の非対面受け取りはじめました

全方向ヨシ
置き配はしたくないけど非対面受け取りにしたい。

ネット購入が多い我が家では、配達の回数を減らすべく、配達日時を指定してできるだけまとめて受け取るようにしている。
世の中には配達員さんと会話したり家の様子を把握する(される)のが大事という考え方もあるけれど、そういうのは独居老人になってからでいいと思う。
少なくとも私は感謝を言葉で伝えること以上に1回でも不在票を作成せずに済む方が大事だと思うし、配達員に荷物の中身や家の様子を言われることに(それが「ご実家からみかんですか」とか「素敵なおうちですね」であっても)、抵抗を覚える。
そんな中、感染症対策の一環で「受領印・サインの省略および非対面での荷物の受取」がはじまり、2年経ってようやく定着してきたと思う。
ありがたい。やっと私の時代がきた。

最初は不在時に荷物を置いていく「置き配」を検討したけど、これは却下。
屋根付きの車庫やメーターボックスはないので、荷物を置けそうなのは玄関先だけ。
品物が入っているかいないかが外見でわかるもの(「OKIPPA」等)は、盗難の可能性を高める。
それに我が家の玄関では、荷物があると不在とわかり、空き巣の可能性があるのも怖い。
一番いいのはマンションにあるような宅配ボックスだけれど、戸建向けではない。
複数個入るボックスは価格も高いし、アンカーが必要だったりと仰々しい。

それに、ポストみたいに入れるだけ・置くだけだったら楽そうだけど、少なくとも現時点では、袋に入れて施錠したり、置いていったことを知らせるために写真を撮ってアプリ通知していたりして、配達員の手間が増えているようにしか見えない。
インタホンで在宅が確認できない場合には持ち帰る場合(本人限定受取等)もある。

つまり、インタホンで「そこに置いて行ってください」と伝えて、配達員が置いていったあとすぐに私が受け取る、というのが理想的。
我が家の玄関先は屋根があり、それなりに空間があるタイル張り。
床に置いて行ってもらっても構わないのだけれど、「床においてください」「床でいいんですか」「いいですいいです」「直接おきますよ」「お願いします」といった配達員の気遣い儀式も面倒。

なにかしら台を置いて、そこに置いてもらうのがいい、と思ったのだけれど、物干し竿さえ「金になるステンレス」として盗られる時代にうかつに物をおけない。
何かちょうどいいものないかなあ、と家の中から出してきたのがハイチェアです。

ハイチェアを荷物台にする

アパート時代に購入して、キッチンや洗面でちょっとした物を置くのに重宝してた。
我が家は昔から床生活が基本なので、椅子としては使っておらず、今は自宅カット(夫の髪を妻が切る)のときだけ使ってる。

インタホンカメラ

インタホンカメラから見えるところなので、置いていったのもわかるし、どういうものかも見える。
もっと横幅があるものがいいかなあと思ったけれど、重いものや大きいものは床に直置きでいい。
ちなみに我が家はオープン防犯を採用しているので、玄関に仰々しい防犯カメラがあって来訪者を撮影しているけれど、一方で隠しカメラもあって、玄関も映しているのでそこにも記録されている。
nagareru.hatenadiary.org

ちなみに設置してみたら家の鍵を開けるのにちょっと荷物を置いたりとかして、私が一番使っている。
ハイチェアだと、かがまずに置けるという点でもよかった。
どの配達員も、インタホンで置いてくださいと伝えると、当然のように置いて行ってくれる。
いい時代になった。