失くした手袋は戻ってこない。
通勤に愛用していた手袋を3年連続で電車の中に忘れてきた。
新しく買う気力がないけれど、これからどんどん冷えていく。
そういえば昔仕事で使ってた、ナイロンの手袋があるな、と出してきた。
workman.jp
人に説明するときに、手がよく見えた方がいいのと、防寒を兼ねて購入した真っ白い手袋。
今は購入のきっかけになった仕事をしていないので、眠ってた。
まあこれで寒さはしのげるけれども、真っ白い手袋というのは、通勤にはためらわれる。
ナイロンならいくらか染まるかなと思い、染料を考えていたところに、誰も飲まなくて固まってしまってるインスタントコーヒーを職場で発見。もらってきた。
鍋にお湯を沸かして、そこにインスタントコーヒーをざらーっと流して溶かす。
量は測ってないけど100gくらい。お湯は1Lほどかな。
そこに手袋を浸して、3分ほど煮てみる。手袋が浮いてくるので、ぶたチンで鎮める。
火を止めて、そのまま自然冷却。
4時間ほどおいて、出してみると思いのほかしっかり色がついてる。
今回は白でなければよし、というところ。
もう一度火にかけて、塩を大さじ1ほど入れて溶かす。色止めです。
どれくらい時間かければいいかわからなかったけど、綿や絹ではないので、時間をかけた方がいいだろうと思い、そのまま自然冷却させて一晩。
いい感じに染まりました。
カフェオレ色。
太陽光の下だとより黄色かな。山吹色。
買いたい手袋が出てくるまで、今年はこれで凌ぎます。
手袋がコーヒーの香り。