ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

みかんの皮を捨てないことにした

みかんの皮天日干し
冬に実家がおくってくれたいよかん15kgの皮です。
みかんの皮が陳皮として色々優秀なのは知っていたので、多少なりともジャムにしたり入浴剤にしたりと使っていたのだけれど、なんたって量が多い。
しかもみかんの皮は生ゴミ処理機で処理できないので(繊維が多く粘質でガムみたいになる)、肥料にしてなかった(=燃えるゴミだった)。
農薬を気にせず、ラクに全量、活用する方法はないかチャレンジ。

(1)乾燥させて陳皮に
食べたあとの皮を捨てないで、乾物づくりの定番・南西の出窓で干します。
からからに乾かした皮をフープロにかけて粉末状にして陳皮にする。
土に撒いてアブラムシよけに!
・・・という予定だったのだけれど、いよかんの皮は分厚くてフープロの歯が立たず。
これはまた次のシーズン、温州みかんでやろうと思う。

(2)オレンジ洗剤に
ある程度カット オレンジ洗剤
粉末にするのを諦めた厚い皮は、はさみでチョキチョキ。食べ終わったあと乾かす時に毎回細かく切った方が楽なんだろうけど、手作業はまとめてする性分・・・。
10kgのいよかんから、770gの乾物陳皮ができあがり。
これを煮込んで、油分を分離したのがオレンジ洗剤。
油分を分離するだけなら、食べ終わった生の皮をそのまま煮込むのでもいい。油汚れに絶大な効果を発揮するオレンジ洗剤ですが、生ものなので2週間くらいで使い切った方がいい。
でも煮込んで洗剤をつくり、すぐに使いきる、なんて芸当を、みかんを食べる都度やるなんて面倒は、私にはできないので、一度に使い切ります。
シロッコファン様ご登場!
ビフォー アフター
10L鍋にシロッコファン入れて、オレンジ洗剤+水に漬け込み煮込む。
汚れが浮くわ浮くわ。溝を筆でなでるだけでするっと落ちます。ぴっかぴっか。
ちなみにこの油が浮いた水も流さないで、庭に撒きます。

(3)電子レンジ掃除に
油分を切ってざるで濾したみかんの皮は、もう一仕事あります。
それは電子レンジにかけること。
そうすると電子レンジがオレンジ洗剤の水蒸気まみれになって、電子レンジの掃除もできる。

(4)肥料に
最後は肥料。
ちょうど落ち葉堆肥の切り返しシーズンなので、電子レンジしたみかんの皮を落ち葉堆肥に混ぜ込む。
まだ落ち葉の表層 濡れて黒い中間層
土になりつつある下層 米ぬかとみかん皮
落ち葉堆肥の切り返しは、表層(まだ落ち葉)・中間層(濡れて黒い)・下層(土になりつつある)に分けて取り、それを今度は表層から入れていき、最後一番上が下層だったものにしてフタをする。
で、戻していく際に、間にぬかをサンドしてミルフィーユのようにしていくのだけれど、今回はぬか+みかんの皮です。
最後は米のとぎ汁乳酸菌液を4Lほど撒いてフタをします。
箱いっぱい フタ
2箱めいっぱいだった落ち葉が、1箱に入る。
から
1箱は空になります。
ヒナゲシ ノムラモミジ
ひなげしは植えたわけじゃなくて、勝手に生えてきた。
のむらもみじは今が一番赤い。「野村」じゃなくて「濃紫」からきているという。新緑の中で一層濃い。そして実がかわいい。
コメツブツメクサ
今年は横に広がりきらず、縦に伸び始めたコメツブツメクサ。
今年はずいぶん盛り上がってるなあとみていたら、葉が白く粉っぽく広がっているところがある。これは・・うどんこ病! まだバラまで被害はでてないようなので、さっさと除草して殺菌剤を庭中に撒きます。
基本ほったらかしの無農薬庭だけど、ここぞというときには使う派。ついでにニームオイルも撒いておこう。