ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

花瓶はなくていい

うちには花瓶がない。もちろん花をいただくのも差し上げるのも、切り花を部屋に飾ることも、とても素敵なことだと思うけれど。

花瓶に相当するものが家にないわけじゃないけれど、今は別の用途で使われている。花瓶の水を替えるというのは苦手な作業のひとつで、切り花がだんだん枯れていくのを目の前で見るのは苦手です。

そういえば大輪のバラをもらったときには、速攻でドライにしたり、薔薇風呂を堪能したりしたのだった。

花の楽しみは生け花だけじゃない。

 

でもほんとうは、花は買うものじゃなくて、そこらへんに咲いているものを愛でるもの、と思っている。なのでそこらへんに咲いていてほしい。うちの庭はそういう原っぱ庭です。

ドクダミ シラン

北東の犬走り空間では、お隣さんと共演中のドクダミ。同じくお隣さんからやってきたシランがドクダミの中央に陣取って華やか。

白バラ ユキノシタ

今年はアブラムシが大発生して結局チェスを投入してなんとか咲いてくれた白バラ。

ユキノシタは咲き始め。可憐。

ノムラモミジ キキョウソウ

モミジの背丈は低く抑えているけれど、あえて寝転がって下から見上げるのもいい。キキョウソウが小さくも逞しく咲く。

ヒメコバンソウ

ヒメコバンソウが可愛くて、抜かずに放置していたら今年は大繁殖。

引き抜いて雑草マルチにしてしまったけれど、ドライフラワーにしてもよかったなあ、と後から思いつく。もったいないことをした。

花桃と柿が枝をぐんぐん伸ばしていたので透かし剪定。これもマルチにします。ハナモモはついでに摘果。

コメツブツメクサが枯れ始めたので、草引き。もくもくと除草していると汗だくになるけれど、それもまた気が晴れる。季節の移り変わりを一押し。次は6月の花が咲く。

花もて語れ。Say it with flowers(思いを花に託して)。