美容室は苦手な場所のひとつ。毎月行っている人とか尊敬する。極力行きたくない。
その上、たかだか数センチ切ったあとに「髪切った?」とみんなに言われる儀式も苦手。もう私の髪型とか気にしないでほしい。
そんな儀式を数ヶ月に一回やるなんてのも耐えられないので、なるべく行く回数を減らすべく、ひたすら伸ばす。それでも長い髪の管理に私が耐えられなくなるので切るしかない。なので、ロングにしてからボブショートまでばっさり切る、というのを繰り返している。切るときにはそろそろ切ろうと思う、と周囲にそれとなく宣言し、できるだけ私の顔と名前を認識できる人が多い時期に切る。それでも、切ると、ダレ?て顔される。
その儀式がだいたい、3年ローテーション。
そんなサイクルを知った友人が「ヘアドネーションしたら?」と教えてくれた。
毎回捨てるだけだった髪が、寄付できる!
O・ヘンリーの「賢者の贈り物」みたいな行き違いもない。
ところで行きつけだった店が方向転換して「薬剤トリートメントによる髪修復」店になってたのでUターン・・。
ヘアドネーションは自分で切って送ってもいいそうだけれども、カットがなかなか大変そう。
なので、ちゃんとしてくれる賛同サロンを探します。
近所で、カットしてくれて、送付もしてくれるところ。
なおかつ比較的空いてて、予約がすぐとれるところ。
電話したら、快く引き受けてくれるところがあったので、行ってきました。
事前にヘアドネーションの流れは把握しておいたけれども、「乾いた髪」であることが必須。乾いた髪を送付する、ということを美容院側がちゃんと知っておかないと、洗髪してからカットしてしまい、乾かす手間が発生するのだそう。
さらに「髪を小さい束に分けて、ゴムで強めに結び、結び目の1cm上をカット」の流れが大変! 私の場合、髪の量も多いので、送付用の髪を束ねてカットするだけで30分経過。
なんか申し訳なくなってくるけど、やっぱりプロにお願いしてよかった・・!
別料金払ってもいいくらいだけれども、カット代だけとのこと。
ここらへんがやっぱりボランティアなんだろうな。
ちなみにA4紙の長辺が297mmなので、余裕で31cm超です。
髪がゴミにならずに役立つなんてうれしい。
さてまた、3年後。できるだけきれいな髪を維持しよう。
2019/04/5追記
最初だから受領証もらってみようかな、と思い申し込んだのが届きました!
4月から変わるというので、境目の時期だからどっちがくるかな?と思っていましたが、新しい方でした!
カードかわいい。水色のヘアタイはカバンにでもつけようかな。
表
裏