SONYカメラCyber-shot DSC-H5&一脚VelbonウルトラスティックM53Q
愛用のカメラは、デジイチでもなければコンデジでもない!というCyber-shot DSC-H5(参考)です。2006年発売。コンデジだとズームが物足りない、でも一眼にするほど本格的なのは面倒でいらない、というので購入。ちまたでは女子カメがあちこちにいるようだけれども、私はどちらかというとスナップばかりなのでせいぜい女子スナかな。
今となっては大したことない12倍ズームですけれど、お気に入りです。
が、この間の春キャンプで夜桜を撮ろうとしたら手ぶれ三昧でさっぱり撮れず、だんなが今売りだし中の「夜景もきれい撮れる」カメラが欲しい、と調べ始めた。夜景をきれいに撮るにはF値というものの数値が低いほうがいいらしい。DSC-H5はF2.8-3.7。明るいと売りにしているのはF1.8。
というので候補は、Cyber-shot DSC-RX100(参考)。しかしズームがない・・。充電池が単3じゃなくなる。じゃあ、とズームを優先するとF値がDSC-H5より悪くなる・・。と、いろいろ考えた結果、買い替えないことになったのでした。
で、代わりに候補にあがったのが一脚か三脚を買おう、というもの。夜桜のときも、ちょっと机の上に置いて撮っただけで、全然ぶれなかった。三脚は、ときどき欲しいという気になるのだけれど、大きい・重い・面倒・使用禁止の場所がある等の理由で買い渋ってきたのです。で、一脚が候補になるのだけれど、カメラレビューをみていたら、やっぱり三脚じゃないと、とか手ぶれ補正機能があれば一脚はいらない、とか、いろいろ一脚のデメリットが書いてあってどんなもんなんだろう?と躊躇していたのです。
買い物になると徹底的に調べてから購入するだんなが、この一脚を買おう、と出してきたのが、VelbonウルトラスティックM53Q(参照)。
一脚なんて触ったこともないので、柏のビックカメラまで行ってきました。で、即購入!(在庫なかったので通販しましたが)
気に入ったのは以下。
・軽い(雲台つきで360g)
・小さい(全高1380mmなのに370mmまで小さく)
・伸縮・固定が楽なウルトラロック式
・雲台がクイックシューで着脱が楽
もうワンサイズ上のM43Qは全高1500mmまでが4段で伸ばせる(M53Qは5段)ので、そっちが安定感あるかなと思ったけれど、伸ばしてみたら伸ばしきるのに私の腕の長さが届かなかったので却下でした。
で、早速使ってみたところ、もう毎回一脚持ち歩くよ!てくらい便利。
長時間居座って写すのに腕が疲れない。
私の一番小さいリュックにも余裕で入る。
ズームの安定感あり・夜景にぶれがない。月でも素人がここまで撮れる。
まんぞく♪
香取神宮・式年神幸祭
香取神宮が12年に1回、午年の4月に行う式年神幸祭(参照)。今年は絶対に行きたい、と会社を休んで行ってきました。12年前は会社がどうしても休めなくて行けなかったのです。
式年神幸祭は、香取様が利根川まで降りてきて、鹿島の神様と出会う儀式(と理解している)。神幸祭そのものは毎年やっているようだけれど、船に乗るのはこの年だけ。またその船がカッコいい。というので朝から出発、一日歩き回ります。
9時。道の駅・水の郷さわらで、お弁当と飲み物を購入して出発です。利根川堤防は、思いのほか人が多くて、みんな同じ方向目指して歩く。めざすは津宮の浜鳥居です。かつて香取様が上陸したとされる地点。
とりあえずマイベストビューと思われる場所を陣取ります。堤防はうじゃうじゃの人だかりになることが予想されたけれど、行列到着の11時にはこんな感じ↓です。
思ったよりまったり行列。ばらばらと分かれて昼食をとって、ゆっくりと船に乗り込みます。船といっても台船でした。乗れない人は堤防上を船と並行して歩くのだそうで。
香取様を載せる御座船(ござぶね)は、遠くから悠々とやってきました。水郷大橋と一緒にパチリ。こういうときズームがうれしい。一脚も大活躍の安定感。
行列は、大榊やら餅やら色々なものを運んで、ようやくの御神輿。
13時。御神輿を載せた船は利根川をゆっくりと上ります。浜鳥居から河川敷緑地まで約3kmをてくてく。船と一緒に歩きます。水上祭は、いわゆる儀式なので、なにやっているかさっぱりわからず。河川敷からまったりと儀式が終わるのを待ちます。
儀式を終えて上陸が15時過ぎ。神輿は、宿の佐原信金を目指してすすみます。金庫にでも保管されるのかしら・・。
今回のハイキング仕様。船に乗るのと船から降りてくるのが見たかったので河川敷で長時間居座ることが予想されたから、スノーピーク・トレイルトリッパー2用のグランドシートをもっていきました。あと利根川広すぎなので双眼鏡。遠くからでもいろいろ見られて嬉しい。
神輿を下した御座船は、満足げに我々の相手をしてくれます。この水鳥は中国の架空の生き物で、鷁(げき)というのだそうな。平安時代の舟遊びに使われて、竜と二隻一対の船。竜頭鷁首というらしい。鷁首の船しかなかったから、竜頭の船は鹿島の神様が乗るのかな?と調べたら今年の9月にやはり鹿島神宮で神幸祭が行われる(参照)。これはこっちもいかないと。
せっかくなので同じ道を引き返して、香取様が降りてきた道を歩いてみることにしました。
浜鳥居から香取神宮まで約2.5km、両側ずっと注連縄がしてありました。
17時。香取神宮に到着。式年神幸祭にそなえて行われた檜皮葺き替え。すごいきれいになりました。せっかくなので今年限定の木札を購入。いままで頑なにしてこなかった御朱印もついにいただいてきました。御朱印、やりはじめると止まらないから我慢してたんだけどな~。次は鹿島神宮の御朱印をいただかないとね。その次は東国三社で息栖神社、近いうちにまだ行ったことがない伊勢に行きたいなー。
翌日の神社に帰る行列も見ました。佐原の街並みは何回も見ているけれど、また見て帰ります。
御神札は神棚じゃなくて玄関に飾ることにしました。写真立てに入っているのは今年正月に私が引いた香取神宮のおみくじ。「はなされし かごの 小鳥の とりどりに たのしみ おおき 春の のべかな」末吉とは思えないいい内容でした。
今回の「ズームするといろいろちゃんと見えて楽しいね」ショット