仕事で八王子の現場を写真で押さえておくことになり時間がないのでプライベートで行くのだが、仕事だけで行くのは嫌だからなんか遊びの予定入れよう、と思ったらすぐそばに高尾山があることがわかった。
東京観光地は人が多くて死ヌルので、いかに人を避けるかが課題の高尾山攻略。
（1）山のために鉄道が引いてあるような大人気路線は、パーク＆ライドが基本
（2）駐車場は24時間営業で、早朝から入れるところ
（3）人ごみを避けるため、ケーブルカーの始発より前に登り始める
（4）ルートは6号路を上り、1号路を下り、ケーブルカーにも乗る
（5）帰りは圏央道経由
行きも圏央道経由のつもりだったのだけれど、空いているようなので都内つっきる。早く着きすぎそうなので石川PAで仮眠。八王子ジャンクション！（大好物）。
夜明けとともに仕事を片づけます。八王子南バイパスのシールドマシン工事現場（大好物）！ 親子見学会が8月5日にあったらしいが、私も子どもだったら行ったのに！
それにしても八王子は山でした。もっと丘かと思っていたのだが、谷も山もある。そしてそのすべてが住宅。このシールドマシンも住宅街の下を掘ってる。
パークアンドライドは筑波山や金比羅山でもやってる定番攻略法です。今回の拠点は狭間駅。高尾山周辺の駐車場の相場は1000円～1500円なので、700円は安い。その上パークアンドライドすると200円引。鉄道（大好物）にも乗れるしいうことなし。
京王線でさくっと到着。
あとでわかったけどムササビを見るのは日没後30分だそうだ。7時30分登山開始です。
「ヤマノススメ」ルートをトレースするのも考えたけど、ケーブルカー乗りたい（大好物）し、始発は8時らしいので人ごみと並ぶことになるので今回は逆走。
6号路は川沿いを登るのでトレッキング気分満載です。でもトレッキングじゃなくてトレイルしている人が多くてびっくり！
そういえば琵琶滝は見られたけど、午前9時からというのでゲートが閉められてました。ちなみに登山道は滝ががっちり見えないように壁にしてあって、ああここで立ち止まって滝行見物渋滞になるのだろうと推察。
あとからあとから人が来るので譲りながら歩くのですが、みんな熱心に登る。とび石は思いのほか区間が長く、沢登りみたいで楽しかったけど、ほんとに人が少なくてよかった。
高度計は21mずれ
山頂には9時30分到着。スカイツリーは見えなかったけど、新宿副都心や池袋のビルは見られました。
富士山も見えました！ 数日前から風が強かったおかげかな。この日の八王子の最高気温は28.2度で、連日続いていた暑さがひと段落。高尾山にいたっては20度届かずで登山日和でした。
ビジターセンターが10時から開くので先にカレーを食べてまったり。ビジターセンターでは昔の写真展示（大好物）があったのだけれど、ケーブルカー＆リフト乗り場の駅舎が今より立派だよ・・・。昔の方が繁盛してたんだねえ。
下りの1号路はゆるい参拝道なので、お寺さんを裏から訪問は申し訳ないと思いつつも、さして信心深くないので観光気分でゆるゆる下ります。そういえばこの逆走ルート、京都の鞍馬寺でもやったな。階段上らなくていいからラクチン。つまり男坂では煩悩を積みつつ（苦笑）。
野草園はもう夏の花は終わってる感じでした。猿園はサル山を下から見られるのが愉しいです。
ケーブルカーはもちろん待たずに乗れます。乗ってよかった！日本最高斜度31度18分はダテじゃありません。というかケーブルカーといえば同じ斜度で上から下まで続いているものだと思っていたら、高尾山は湾曲している！最高斜度のところでは、ジェットコースター降りるみたいに前のめりに降りていきます。すごい・・。もちろん駅では斜度がゆるいので前が上がる感じに斜めに停車します。驚き。
山頂駅で買った天狗焼をいただきつつ、高尾山攻略完了。
高尾599ミュージアムにも行ってみました。ずいぶん広い土地（大好物）があったものだと思ったら、東京都高尾自然科学博物館跡地だそうだ。標本がきれいに展示してあるのと休憩所＆トイレがきれいなので素敵。ムササビキャラクターがかわいい。
