ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

小野川湖畔の家キャンプ場(2)

今年の夏は暑すぎてキャンプに出かける余力なし。人ごみ嫌いだし、夏キャンはお休みでした。

でもカヌーしたいなー、ということで、また小野川湖です。

関東からそれほど遠くなくて、車の乗り入れが出来て、テントが湖畔に張れて、カヌーの出艇がテントの目の前で、しかもフリーサイトのキャンプ場って、案外無いもんです。

出発は朝6時と遅めだったけれども、渋滞なく到着。

チェックインをしにいくと、前よりもなんだか綺麗な感じ。前はなかった分別ゴミ箱があるし、洗い場が新しくなっている!と感動して受付に行ったら「カヌー持込は料金いただくようになりました、1日500円です」とのこと・・・・。ああそういえば古いトランポリンがないし、ライジャケがきれいに並んでてカヌー教室に力入れ始めた感じ、なんだか商業主義に転じた印象。

2泊3日なのでキャンプ代1泊3500円×2+カヌー持込1日500円×2=8000円。気分は1000円値上げ・・・。なんだかなー。泊まり客じゃないカヌー持込の人に対してはトイレ管理とかもあるしお金を取りたい気持ちはわかるけど、泊まり客なら持込料金は無料でもいい気がするな。それにしても1泊4000円ならトイレの鍵は直してもらわないとね。

 

そういえば料金表を見て、初めてキャンプ場の正式名称を確認。

ホームページも新しくなっていました。小野川湖畔の家キャンプ場(HP)

 

3連休だというのに5組ほどの客。うーん繁盛されて狭いのも困るが値上げも困るなあ。と思いつつ、今回の場所取り。

湖畔キャンプ

昼寝を堪能してから、カヌー漕ぎ出しです。小冷水川を見に行くと、猿たちが!おおー野生の猿初めて見ました。写真は撮ってみたけど遠くてあんまり写ってませんでした。残念。時々砂浜に上陸してみたり、他の沢や磐梯山を見てサイトに戻ります。今回はサイトから夕焼けが綺麗に見られました。

ペンタとアポロ

サイトからの夕焼け

裏磐梯はきっと秋になってるに違いないとのことで、今回は防寒にブレスサーモを持って行ったのだけれど、大活躍。眠るときだけ着るつもりが、寒くて夕方には着用です。

家でつくりおきしたカレーを持っていったので、今回はあたためるだけの簡単ごはん。ごはんがいまだかつてなく美味く炊けて満足。

翌日の朝の散歩は、不動滝まで。サイトからは1.8kmほど。駐車場からの不動滝探勝路は30分ほどで往復できる楽ちんトレッキングです。

入口には鳥居が。 入口

石積み参道 探勝路。参道。

石積みされた石塔 階段。

歩きやすい平坦な道 あと200m。

お社。 不動尊

思いのほか大きい! 不動滝。名瀑。

名瀑の上流には噴火の影響を受けなかった100年以上のブナの森があると思うと感慨深い。

社の先にある観瀑台のような石積みがなんのためにあるのか気になったので調べたら、材木を運び出すためのトロッコがあって、その橋の名残らしい。猪苗代森林鉄道跡とのこと。つまり林道跡が探勝路になっているのでした。こんな歴史を調べるのも楽しい。詳細は廃線Web(HP)へ。

そういえば前から気になってたキャンプ場のとなりのテント群は、「小野川湖レイクショア野外活動センター」(HP)だと判明。私有地ぽかったので入口で引き返しー。

ミゾソバかな?

ヨメナ。

花の写真を撮っておいて、あとで名前を調べるのが楽しい。1cmマクロ撮影も楽しい。散策から帰ってきてまた昼寝。

昼食には、お気に入りの山塩ラーメン「sio-ya」までドライブ。桧原湖は前回来た時より水位が下がっていて、湖畔に切り株がたくさん見えていたのが驚き。それにしてもsio-yaのラーメンは美味いわー。裏磐梯来たら毎回行かないと。

3連休は残念ながらどんどん天気が悪くなっていきます。最終日は降りそうな雨。朝のひと漕ぎだけして片付けです。

朝のひと漕ぎ。曇り空の磐梯山。

キャンプの最終日は温泉。今回も裏磐梯健康センター(HP)にお世話になりました。広い~♪空いてる~♪サウナ付~♪

ラストは降り出した雨のなか、ゴールドラインを走って帰路につきました。今回はよく昼寝もしたし、夜も眠れた。夜中は14度くらいで、おふとんの中でぬくぬく寝るのが心地よい。大地に寝転がって眠るのはやっぱりいいなー。