八溝山に初めて行ったのは2008年1月のこと。今思うと、1月に八溝山に行こう、というのは結構無謀。日輪寺は冬季閉鎖で雪も積もってて実際山頂までは行かなかった。そのときに、もう何年も通行止めだという「八溝山公園線」のことを知った。
山さ行かねが:茨城県道248号八溝山公園線 前編 2007. 4当時の記事
その八溝山公園線が、2014年3月に全線開通。ついに行ってみることにした。
前回来たときはここから「3.5km先で通行止」。今回は「幅員狭小のため大・中型車通行不能」。
前回通った「八溝山林道」(茨城県)も結構な狭小道路で、上りで怖い思いをしたから下りは「八溝林道」(栃木県)を通ったのだけれど、こちらはもっと狭小道路で恐怖。「山さ行かねが」の記事を読んで、「八溝山公園線」が開通すればメイン道路になる予感がしたから、ついに上りやすい道ができたのかと思ったのだけれど、それは大きな間違いでした。
元・不通区間
路肩ヤバイです。しかもこれが一つや二つじゃない。
元・不通区間(暗渠)
斜度ヤバイです。ちなみに写真はドラレコの映像です。対向車が怖くて写真撮ってる余裕なし。
「腐沢林道」が昇格して「県道248号八溝山公園線」になったわけなのだけれど、「腐沢」って土砂崩れしか連想できない地名・・。いやこれ下りは使わない。というかせめて一方通行にしてほしい。
日輪寺の駐車場は、がら空きかと思いきや登山客と観音巡りと思われる客3組程。私も日輪寺に参拝。御朱印は観音様と弁天様の2種類いただけます。坂東三十三観音って多分半分くらい行ってるなあ。そのうちちゃんと巡拝しようかしら。
日輪寺から八溝山に一直線に上っていくコースですが、きつい山道ではないので、お気軽登山。
展望台
八溝嶺神社にも参拝。予報は晴れだったのに、思ったより天気が悪いのが難点。せっかくなので八溝五水を回りながら下山します。
銀性水
白毛水
こちらは前回2008年の白毛水
鉄水
金性水
月輪寺跡
龍毛水
夏に来たらもっと水が出ているのかしら。ちなみに月輪寺跡はなんの看板もなく、たぶん少し広くて平らだからここだろう、と。日輪寺に安置されている弘法大師が刻んだという十一面観世音菩薩は元々二体あって、日輪・月輪の二寺だったそうだ。日輪寺のお堂の全焼は3回もあったそうで、その度に再建される八溝山信仰というのはすごいね。
ログは下りだけ。
ちなみに山頂行って五水回って日輪寺に戻ってきたらえらい晴れていたので、車で山頂まで行ってみます。
ビフォーアフターどうぞ。
晴れた晴れた。電波塔が目の前にあったなんて気づかなかったよ。
展望台の眺望もよし。磐梯山見えます。
八溝山林道
下山は「八溝山林道」で。もうここがメイン道路でいいと思う。
遥拝所
八溝山の遥拝所があるというので行ってみた。車で行くのも大変な山だから「八溝知らずの偽坂東」なんて言葉もあるらしい。遠くからでも拝ませてほしいという気持ちわかる気がする。
八溝山制覇。機会があれば福島県道377号「八溝山線」も走ってみたいものです。(2019/10/17以降現在まで大雨による法面崩壊により全面通行止)
今年もまた美味しいあんこうをいただくことができました。いわきから大洗まであちこちであんこうを食べてきたけれど、北茨城が一番です。