二月文楽公演で「冥途の飛脚」を見てきました。
開場が開演直前なので、ぎりぎりに着くように行ったら、ほんとぎりぎりで焦ったー。
今回はインターネット予約で、国立劇場のチケ売場の自動発券機で発券。
手間かかったら間に合わない~とか思いながらチケ売場に行ったけど、クレカ入れてちょちょっと画面押すだけで発券できたので、飛行機の搭乗券より楽でした!
おかげで、10分前到着だったのに、パンフも買えたしイヤホンガイドも借りられたし、トイレもちゃんと済ますことができました。ふう。
席は11列21番22番。かなりいい。
「冥途の飛脚」は、近松作品の中でもダメ中のダメ男が主演なんだけれど、ほんっとーにダメ男だった! 梅川の情の深さを思い知らされるよ。
この作品は、けっこう卑猥な感じが逆におかしみを誘って、忠兵衛のダメっぷりも相当に私は好きなのだけれど、それが本で読むよりずっと面白くて、やっぱり生で観るのはいいなあと思ったのでした。犬とか、すごいいい役回りだった。あと羽織のやりとりとかも原作では分からないので、ここらへんは演出で勝負ってところが面白い。
しかし淡路町と封切と道行の3段しか公演しなかったので、どっちかっていうとこの話の泣かせどころになる後半が全然無いのは残念だったな。
日本橋三越で、チョコレートの試食三昧。特設会場なんか、チョコレートでむせかえるほどです。チョコレート職人の実演が、もう。ああこのチョコは1粒300円なんて安いものよ、とか思ってしまいます。
試食で美味しかった菓匠花見の白鷺宝を購入。ついでに、和菓子の中では一等好きな桜餅も購入。私は関西風(道明寺)の方が好きだけどねー。
日本橋三越の高級雑貨では、だんなが探してた「自転する地球儀」を見つけた。実物見るの初めて!さすが日本橋三越。うっとりしたけど、購入は見送り。
浅草に行って、新店舗の「犬印鞄製作所浅草1丁目店」へ。
場所が分からず通り過ぎたりしたけど、だんなが見つけてくれました。
2丁目店よりは、入りやすいかな(苦笑)
今まで使ってたショルダーバックを完全仕事用にしたのを機に、かねてより考えていた「ショルダーバッグmini」を、購入。色は焦げ茶。だんながB5縦のショルダーを持っているので、おそろい~。
帆布は大学時からすごく好きで、ブランド無いものから、分裂前の一澤帆布のとか、いろいろ持ってるんだけど、犬印のはこれで3つめ。愛着あり。
どっかで食べて帰りたいね~とうろうろしていたら、前に行って入れなかったヨシカミが、余裕の空席ありだったので突入。フンパツのビーフシチューは、うまかったです。
TXの浅草駅が、思ったより便がいいので、ちょくちょく浅草行きたいな。
浅草スキー。
でも今は根性無しなのでお参りはしなかった。
今日は、絞りの羽織と着物。
まるでアンサンブルのようですが、実は違っていたりします・・・。
写真ないけど、帯は鶯色の半幅、羽織紐は珊瑚にしてみました。
この長着は古着なので、おはしょりなし。おはしょりなしの着物は、裾ははだけるわ着崩れするわで買って失敗と思ったのだけれど、いろいろ試行錯誤した結果、着物教室で買った、クリップ付のマジックテープ伊達締めが最強。裾の長さと襟元をクリップで押さえるので、着崩れない。
このクリップ付マジックテープ伊達締めは、着物を着だした頃は頼りっきりで楽だし着崩れないのでよく使ってたのだけれど、クリップ部分が帯の下になってしまうと痛いのと、空港の搭乗手続きでひっかかるので、正絹伊達締めで着崩れなくなってからはほとんど出番なしだったのでした。同じく着付教室で買ったゴムの腰ひもも、もう普段は全然使わないけれど、こういうときは頼っちゃうな。
東京は午後から雪か雨が降るやも~、というので、完全防寒。
インナーはアウトドア仕様だったりします(苦笑)
ネルの裾除けは歩きにくいけどあったかだなあ。
帰り際まで降られなくてラッキーとか思ってたら、守谷駅に着いてから雨降り。
持っていった着物用雨具が大活躍。
実は使うの初めてだったのだけれど、防寒にもなるし全然着物は濡れないしで良かった。
これから雨の日の着物も、それほど億劫にならずに済みそうです。