最近河川関係のお仕事で調べ物をしているので、川についていろいろ詳しくなってきた。
河川事業もがんばっているけれど、水質の良し悪しは下水道の発達によるところが大きかったんだなあ、と思う。不勉強だったので知らなかったけれど、下水道普及率100%なんてところは稀有。だいたい、50~70%。上水道は河川に垂れ流し、下水道は汲み取り式っぽい。
生活排水が河川汚染の原因の7割方。厳しい現実。
そういえば守谷市はどうなんだろー?と検索してみたら、98.5%(H16)。(参考)
これって、すごく高い!
守谷は田舎の方だし、50%程度かと思っていた。
茨城県全体の普及率は50.5%なので、茨城の中でもかなり突出している。
しかも上水道は井戸水。
鬼怒川からでも取水してるんだと思ってた。(利根川からも取っているようだけれど)
守谷は、水道代が高い気がしていたけれど、水はおいしい。
そりゃおいしいはずだ。井戸水なんだもん。
どこかの水都市のように、特別なおいしい水というわけではないけれど、たとえば前に住んでいたところは、浄水器(蛇口につける簡易タイプ)が半年で赤黒くなっていたもので、それが守谷ではさっぱり汚れないからいつ替えたらいいか忘れるくらい。
上水が井戸で下水の普及率がここまで高いと、逆にまずいほうがおかしい。
この田舎さでこの整備の良さからいうと、なんか昔あったのかな?とかんぐってみたら、守谷の水道の歴史が「自家水水質検査で飲料不適井戸がでる」からスタートしてるので、なんかあったらしい。工場の建設ラッシュ?とさらに勘ぐり。図書館で調べてみるとよいかもしれない。
なんで守谷が、と思ったけど、ちょっと納得。
これからどんどん人口が増えてしまうだろうけれど、がんばって欲しいです。(あるいはこれ以上人が増えないでほしい)(自分が引っ越してきといてなんだけど)
とりあえず米のとぎ汁を流さないことから実践してみようかな。