ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

押し入れはパズルだ。

しかも立体パズル。

これを出さないとあれを出せない、なのがたくさんある。

しかも箱大好きなので、買った時の箱、大抵残っている。

柏にいたときは天袋が全部空き箱だったりしてた。(守谷に引越すときに使って、意を決して大体は捨てたんだけれど)

今回は着物が増えてきたので、押入サイズのボックスを購入。

桐の引出タイプと、ダンボールの引出タイプ。

事前にメジャーでいろいろ測りまくり、配置図を書いて、無駄空間を作らないように考える。引出の中が多少開いているのは余裕があっていいと思うんだけれど、箱と箱の間に隙間があると、すごく無駄な気がするんだよね・・・。

桐箪笥はすごく高いのとすごく安いのに二極化。いつか高いのが買えたらな、と思っているけれど、どうせ買うなら押入なんかじゃなくて置いて見られるものが欲しい、とかおもってしまい。そうなるとどう考えても高いしそんなのが置けるような場所もないので、先の話。おばあちゃんの嫁入り道具だった桐箪笥、ずーっと昔に捨てられちゃったけど素敵だった。(そういえば嫁入り道具という名目で親から持たされたものってないなあ)

というわけで安いの。

着物を入れるから絶対桐、というふうにこだわってるわけではなくて、そもそもプラスチックケースは好きではないし、プラの割にそれほど安くもないし、ダンボールものは使っているうちによれてくるのを知っているので、どうせなら桐がいいかな、という理由。だから中国製でも気にしない。まあ厚みはあったほうがいいかな、という程度。

安い桐箪笥だと桐に入れてるからって安心してたら大事な着物にカビが生えたとかいう怖ろしい話も耳にするけど、それって何年も入れっぱなしにして、湿気取りも置かず虫干しも風通しもせず、とか、そういう環境なんじゃないかと思ったりする。

そういうわけで、安い桐箪笥もちょこちょこ増やしていって今10個。メーカーが違うから微妙に形は違うけれど、奥行き75cmで統一。今回は今まで持っているのと、高さが揃うのを探して購入。

実は今まで持ってたのは引出の内寸幅が35センチしかなくて、これだと帯やアンティークはきっちり入るのだけれど、私サイズのを入れようとしたら袖幅が入りきらなくてよれてしまうのだ。お誂え色無地も出来上がったことだし、少しずつだけど私サイズの着物も増えているので、と引出内寸幅38cm以上で探す。(しかし引出内寸38cm以上のものは、横に2つ並べると取り出せないという欠点あり)ちなみに押入れの場合は、着物は三つ折り。たとう紙も羽織用の65cm×36cmで購入です。

ダンボールの方は、アンティークやポリの安い着物を入れる。気軽でいいね。安物ダンボールだけど、備長炭シートがついているのがお気に入り。

備長炭シート、こんなんで効くの?と思っていたけれど、かなり侮れない。ホームセンターで安売りしてたので購入して、最初キッチンのシンク下(ごみ箱置きにしてる)に敷いてみたのだけれど、効いてる感じなのです。おためしあれ。

きっちり、すっきり。うれしい。