ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

乾燥剤は使いまわさずに土壌改良剤にする

乾燥剤3種類
お菓子とかに入っているアレ。

乾燥剤の代表格は3種。
よくお菓子とかに入っているけれど、菓子袋を開けた時点で役目は終わってると思ってる。
乾燥剤としての再利用はせずに、我が家では庭に撒きます。
プランターとかはどうかなと思うけど、我が家の庭に撒く分には、焼け石に水程度の土壌改良なので。
まあなんていうか、可燃ゴミ不燃ゴミをできるだけ出したくないだけ。

(1)シリカゲル
透明な玉のつぶつぶ。透明なプラ袋に入っていることが多い。
電子レンジで再利用可能だけど、すぐにまた効果がなくなる。
成分は二酸化ケイ素。
穴が多くて水を吸着する。ガラスのようなものなので土にはならない。
土に混ぜると保水力が高くなる。

(2)生石灰
白い粉の塊。比較的大きめで厚手の白い紙っぽい袋に入っていることが多い。
成分は酸化カルシウム生石灰)。
水分と化学反応を起こして、水酸化カルシウム消石灰)に変化する。
日本の雨は基本的に酸性寄りの雨なので、必然土壌も酸性寄り。
消石灰は強いアルカリ性で、酸性土壌を中和する。
カルシウム肥料としても。
細かい粉末なので、目に入れないよう注意(失明事例あり)。

(3)脱酸素剤
比較的小さめで厚手のカラーフィルムに入っている。ホッカイロも同じ。
鉄が錆びる時に酸素と結合する働きで、反応後は水酸化第二鉄になる。
成分は鉄粉ゼオライトバーミキュライトは保水にもいい。
塩化ナトリウム(塩)が入っているものは、肥料に向かない(塩害になる)ので注意。使うなら水に浸けて塩抜きしてから。
塩化カリウム使用のカイロを推奨。


(4)番外編
乾燥剤が反応して液体やジェルになるタンクタイプの除湿剤は、成分が塩化カルシウム(塩害になる・除草剤として使えるレベル)なので買わない。