ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

アルペンルート大観峰を目指す

大観峰2316m
電鉄富山駅にて、天狗に遭遇する。

www.alpen-route.com

今回はアルペンルート通り抜け。
富山駅立山駅→(室堂1泊)→扇沢長野駅
いちいち切符を購入するのは面倒なので、立山扇沢の5日間有効の「通り抜けきっぷ」を買うことにした。
電鉄富山駅にて、富山~立山の乗車券と「通り抜けきっぷ」を買えるとHPにあったので、富山駅まで行ってみた。
富山電鉄
しかしどうやら感染症対策で電鉄富山駅では販売してないことがわかった。
駅員に聞くと立山駅で購入できる、というが、
「今、立山駅ではチケット購入にヒチジカンかかっているようです」
「え? 7時間ですか?」
「ええ、ヒチジカンです。今日は混んでいるので。」
2回聞いても、私の耳には7時間待ちというふうにしか聞こえない。
いやここで「ナナジカンですか」と聞きなおすべきだったが、思考回路がフリーズしたので、そこまで頭が回らない。
たとえ7時間だとしても、室堂に宿は予約してしまったから、引き返す選択肢はない。前回2013年の紅葉真っただ中の3連休中日ならともかく、もっとも空いているシーズンと思われる9月のただの土日に立山駅で7時間は絶対ない、駅員は「1時間」と言っていて、私の聞き間違い、と思いつつ、立山駅までの乗車券1,230円+特急券210円を購入。
少し時間が空いたので、朝食を食べる。
「え、俺も7時間って聞こえた」という連れに、あれは「方言の一種」かな、と話す。
接客してると「7時」を「ななじ」と言うように「1時」を「13時」という訓練はするけど、「1時間」の別の言い方はないもんねえ。
まるで、おまえはほんとうにアルペンルートを通る気があるのか、と試されているかのようだ。
水曜どうでしょうサイコロ4
水曜どうでしょうで「たった92km」のアルペンルート
ええ今回は行かせていただきますとも。
富山電鉄 立山駅ケーブルカー
そして無事立山駅に到着して、がらがらのチケット売り場で「通り抜けきっぷ」8,430円を購入できたのでした。
美女平
美女平、晴天! うれしい。感無量です。
ここからバス。飛行機に乗る前に酔い止めも飲んだから大丈夫。いやもう結構な高さを登ります。しかし標高が上がるにつれて、曇っていく・・。
室堂まで着いてみたけれど、あまりすっきりしない霧。
予報では明日は雨なので、今日のうちに、大観峰まで行くことにする。
美女平
宿は室堂なので、室堂~大観峰トロリーバスは通り抜けきっぷとは別に購入。
値段を聞くと往復3,300円。
思わず「高いですね!」というと「アルペンルートの中で一番高いです」と恐縮される。
でも買います。明日の大観峰はきっと何も見えないから。
そしてトロリーバスはもう日本でここにしか走っていないから。
で、ついに前回挫折した大観峰までやってきました。
大観峰
前回乗れなかったロープウェイ! アルペンルート屈指の光景です。
大観峰からズームアップ
黒部湖見える!前回はあそこまでしか行けなかった黒部平!前回行った黒部ダムレストハウス見える!誰もいない~!
他の人が次のロープウェイで移動していく中で、ひたすら景色を堪能する我々。
雲上テラス
後で知ることだけど、屋上展望台・雲上テラスは、我々が訪問した前日の9/11から再開。9/10までは工事していたらしいよ。