ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

我が家の落ち葉堆肥1年サイクル製法

3連休は体調が悪いことが予想されたので、遠出の外出はせずにおうち仕事。台風25号はそれほど荒れなかったので、前回の台風24号の後始末です。我が家の被害としては、ユキヤナギの枝が1本折れたのと、カリンの実が大量に落ちてしまったくらいで済みました。

カリン 街路樹のトチノキ

落ちたカリンの半分くらいは虫食いがなかったので救出して追熟中。街路樹のトチノキが風が当たったほうだけ枯れた。まだ落ち葉シーズンには少し早いのだけれど、台風で大量に収穫できたので、今年の落ち葉集め開始です。

 

我が家の落ち葉堆肥は、1年サイクル。切り返し1回だけのラクチン製法。試行錯誤して5年目でようやく製法が確立しました。万歳。

お手本はこちらのサイトです。

参照:自然のサイクルを手本にした200日製法 落ち葉堆肥を作ろう

 

・10月~12月:落ち葉集め

落ち葉コンポスト

落ち葉堆肥化に欠かせないコンポスト。2段重ねてフタをして使うこともできるけれど、半分にして2箱で使っています。既存のフタは一つしかないので、もうひとつは虫や雨が入らないように板でフタしてネット。既存のフタもそうだけれど、完全防水ではなくて、多少雨がしみこむくらいがいいと思っている。

落ち葉・冬

落ち葉をかき集めて、ぎゅうぎゅうに入れて足で踏みつけていく。ワンシーズンでこの2箱に目いっぱい。このままでは堆肥化しないので、水分と発酵促進剤として「米のとぎ汁乳酸菌液」を上から振りまきます。

nagareru.hatenadiary.org

 

・4月:米ぬかサンドイッチ(切り返し)

嵩が半分になるので、春先に1箱に詰めなおして、詰めなおすときに米ぬかをサンドイッチしていく。これを省くと1年での堆肥化が難しいことがわかったので、米ぬかなし・切り返しなし、にはしない。ちなみに米ぬかはコイン精米所から無料でもらってきます。コイン精米所って都会にないね。田舎万歳。

落ち葉・春 米ぬかサンドイッチ

nagareru.hatenadiary.org

 

・9月~10月:落ち葉堆肥完成

落ち葉・秋 落ち葉・堆肥

ひと夏、越させるのが肝です。ふたを開けると表面は落ち葉感が残っている(写真左)けど、その下は堆肥化しています(写真右)。下に行くほど葉っぱはボロボロになって、黒くて土のようです。もちろん切り返しの回数を増やせばまんべんなく堆肥化するのだけれど、面倒なのでこれくらいでいいかな、と。

バケツ 桃の木の下

バケツに入れて、バラやモモの周辺に撒いていくだけ。完熟堆肥ではないので分解がまだ進んでいるから混ぜない方がいいらしい。

落ち葉・築山風

我が家の庭はまっ平ではなくて、隣家のコンクリート塀に近づくほど高くなっていく築山風。このあたりの落ち葉はコンポストに入れないで寄せて重ねるだけにしています。雑草対策のマルチにもなるし。

堆肥を全部出して、コンポストを空っぽにして、新しい落ち葉を入れていきます。これで1年サイクル完成。大量でかさばる落ち葉を燃えるゴミにする必要はないし、肥料や土を買う必要もないし、切り返しもしなくてラクチンです。

キツネノマゴ キツネノマゴ・花

電柱脇の野草がかわいいので調べたらキツネノマゴ。小さくて可憐だけれど、花の構造は複雑で神秘。