ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

目黒川の桜

この日が満開だろうと予測してましたが、残念、満開は過ぎてしまいました。守谷周辺はいまやっと満開というところなのに、東京はあったかいなあ。週半ばまではお天気だったのに金曜は春の嵐、当日土曜も傘をさしたりささなかったりの花見散歩です。まさに花冷え。

落花しきり。ほんとそういう言葉がふさわしい。

誰かさんの玄関先 誰かさんの玄関先に置いてあった鉢。

落花しきり 目黒川の水面が美しい。

落花しきり 水墨画のような美しさ。

落花しきり

目黒川の桜並木は池尻大橋駅中目黒駅~目黒駅と約4km続く。今回は中目黒駅から目黒駅までの下流側2kmを歩きました。目黒川の両側は十分な幅の歩道があって歩きやすい。天気もあまりよろしくなく、午前中に歩いたおかげか、人も少なくてよかった。

下流に行くほど川がゆっくりと広く深くなっていく様が見られて、落花していく桜の花びらが流れが緩やかになるにつれて増えていく水面をみるのはとてもよかったです。

惜しむべくは川の資料館の閉館(平成24年3月末)。資料館の真下が船入場調整池です。調節池はもちろん増水時に活躍する。見学したかったなー。

目黒川と船入場調整池

左の護岸に見える白いライン状の部分が増水したときの取り込み口。あそこまで水位が上がるのかと思うと少しぞっとする。増水時には、下流にさらに大きな荏原調節池があってこちらも活躍する。目黒川は暴れ川、というイメージをもっていると、護岸の桜は岸を守っているようにしか見えない。美しさもまた違って見える気がする。

ちなみに目黒川の支流で蛇崩川というのがあることも今回の散策で知った。目黒川と合流する地点以外は全域暗渠らしい。「じゃくずれ」ねえ。広島の「八木蛇落地悪谷(やぎじゃらくじあしだに)」を彷彿とさせる。がんばれ調節池。

ロガー

今回のロガー。約2kmということだったけど、うろうろしてたからロガーは3.25kmを記録。写真とりながらゆっくりあるいて1時間ほどでした。私の経験では1km20分が歩くときの通常ペースだと思っているので、そんなものかな。

ちなみにランチして午後は雅叙園に行く。雅叙園はいろんなことをもうどうでもいいやという気分にさせてくれる場所でおすすめです。