ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

結婚式模様

結婚式模様

結婚式は、さて結婚しよう!としたときに

式はせずに、まあドレスの写真だけ記念に撮って

親族だけでお食事会程度でいいや、と思っていたのです。

が。

「金は出すから絶対やれ」

という母のたっての希望でせざるを得なくなりました。

そうなるとキリストに誓うのが絶対イヤな私は

人前or神前になるわけで。

伊香保(群馬)でぴのんを貸切って、人前やるか!と調べてみたら、まあ最低30人は呼ばないと式らしくならない?

そんな大勢の前で、恥ずかしい!

親族は愛媛・千葉・神奈川に散らばるので大勢で来るのは大変。

温泉も観光もできるけど挫折。

そして出てきたのが、連れの実家から一番近い(車で10分ほど)の

香取神宮

初めて連れの実家に行ったときも連れて行ってもらったところです。

ていうか何回も。

鹿島神宮と対の神宮で、明治以前の神宮というのは伊勢・鹿島・香取の三つしかなかったとか? 実は格式高いらしいです。

そういうわけで白無垢。

絹そのものの色を使ったやや黄みがかった白と、それをさらに白くした真っ白と悩んだのですけれど、真っ白にした。

白無垢も模様がいろいろあるのですけれど、決めた「鶴」は、運良く新品を使わせていただきました。

撮影準備中。角隠し。 待合室で。綿帽子。

扇子と守刀を胸に差すのが、かっこいいのです。

おしろいしましたよ。でもそんなに白くは無い。

むしろ、真っ赤な口紅や、眉を剃られてそれらしく書かれたり、つけまつげをされてランランな目をしている方が恥ずかしかった・・

しかも普段メガネだけどカツラにメガネは駄目だからコンタクトにしているので

ぜんぜん自分の顔に見えん・・・

タツ布団をかぶっているようなので暑い暑い。

控え室ではクーラー強めにして仰いでもらいました。

式自体は30分程度。列席は私たち以外に14人だけ。

神楽で巫女の舞いもしてもらいました。

三三九度のお酒が本物で(あたりまえ)内心叫びつつ飲み。(←酒飲めない)

誓詞に凄いことが書いてあるので、こんなん誓うのか!?びびりつつ。

順調。

ちょうど大祓の時期

式のあとで、哲朗さんの実家に集まりホームウェディング。

部屋にはお遍路で作った掛軸。

そういえば式は神前なのに指輪交換(キリスト教の儀式)があって

神・仏・キリストとなんでもありだけど

まあそれが無宗教ってやつよ、とか思いつつ。

お気に入りのケーキ屋さんで注文したウェディングケーキをふたりでケーキカットしてみんなでいただきました。

ケーキ♪

呼べなかったのにお花やお祝いの品を送ってくれた友達に感謝。

祝電もありがとうございました。

予想外にお祝い金を包まれたので黒字かも。お礼をせねばね。

香取神宮からのお祝いの品がいくつかあって、その中に

「表札」があったのが驚き。

家と家をつなぐ神前式だから、表札はたしかに絶好の品だけど

いただくまで表札がお祝いの品に入ってるなんて考えもしなかった!

御神酒は「香取」という地酒でした。

今度買おう。