ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

節分は神様に浄火を献じて一年の平穏を祈願する

春日大社の手持ち提灯
最近は、正月より節分の方が節目のように感じる。

11月に奈良に行って、春日若宮御造替奉祝万燈籠を見てきた。
その時に買い求めた手持ち提灯です。
通常は、節分とお盆にしか万燈籠をしないので、手持ち提灯もそのときだけ。

春日大社の灯籠

灯籠が灯る春日大社は、暗くて静かで厳かでした。
友人は手持ち提灯にその場で火をつけてもらって持ち歩いたのだけれど、私はその火を一緒に見ながら、自分の提灯は持ち帰ることにした。

今日は、春日大社で節分万灯籠。
春日大社では、17時半頃から舞楽奉納があり、18:00~20:30まで灯がともる。
仕事で遅くなって、間に合うかなあと心配でしたが、19:40頃火をつけることができました。

我が家の提灯

ろうそくの灯が天井に映るのも奇麗。
なんだか心穏やかな気持ちになります。
提灯に火がついたころ、夫が帰宅。
手には恵方巻
我が家には恵方巻の習慣がないのですが、半額だったので救済してきたそうだ。
フードロス救済。
というわけで、節分に恵方巻、初めて食べました。
生サーモンうまー!! 生クリームあまー!!
恵方巻

そういえば、春日大社の二之鳥居を出て、振り返って礼をしたところで、友人の手持ち提灯は、ちょうど消えたのでした。

春日大社の手持ち提灯

今年は一年間、手持ち提灯を玄関に飾る。八月のお盆にも献灯しよう。
提灯は、神様への捧げものだけれども、魔除けの意味もあるそうだ。
八方塞がりが終わる。この一年がどうぞ心穏やかに過ごせますように。

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