ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

秋の奈良旅・寺社巡り戦利品3泊4日

寺社巡りの戦利品
御朱印帳が増えた。

旅の連れ合いが持ってる興福寺の宝相華朱印帳がかわいくて、再販されたというから買いにいったのだけれど、既に売り切れでした。残念。
御朱印をいただくのは、再訪するほど好きなところ、来訪する前から思い入れがあるところに限定している。
右から、神社用(和詩倶楽部)と仏閣用(浅草寺)、今回購入した室生寺御朱印帳。
北円堂と室生寺の限定切り絵御朱印をゲット。でもこれ、御朱印帳に貼れないな。
なんか額にでも入れて飾ろうかな。

寺社巡りは、双眼鏡必須です。
仏像や瓦屋根や鳥居の形など、もちろん肉眼でも見るけれど、遠目で見るだけではもったいない。
カメラのズームができればそれで足りるのだけれど、撮影禁止のところが多いので、カメラは鞄に収納。(カメラ持ってるだけで要注意人物として視線を浴びる羽目になる)
期せずして十二神将巡りになったので、一体一体のアイテムや柄や顔つきなんか見てたらもう一日終わります。
室生寺十二神将像なんて、頭(髪の中)に干支の動物がいるからもうかわいくて!

今回の寺社巡り(お目当て)は下記でした。
初日:興福寺(国宝館:阿修羅像ほか八部衆・板彫十二神将像)
2日目:新薬師寺十二神将)・春日大社(本殿特別参拝・国宝殿)・興福寺北円堂(夜間参拝)
3日目:室生寺十二神将像)・春日大社(春日若宮御造替記念 奉祝万燈籠)
4日目:福智院(地蔵菩薩坐像)

今回御朱印帳袋にしたのは、パイナップルケーキで有名なサニーヒルズの布袋(月餅シーズン)。
御朱印帳袋は、鞄内での御朱印帳の保護と持ち歩き・出し入れ時の簡便さを兼ねるので必須ですよ。

私も連れ合いも、既に奈良は複数回行ってる。
連れ合いが「春日若宮御造替記念 奉祝万燈籠」に行こう!というのが今回の旅なのだけれど、春日大社に至っては4回目なわけで。そういうわけでせっかく3泊4日だし、遠出して私も連れも行ったことがない「室生寺」に行くことにした。

レンタカーするという話もあったけれど、秋の紅葉シーズンで道も駐車場混んでそうだし、電車旅。
宿からJR桜井線で向かう。なぜか柳本駅で降りてしまい、慌てて乗る。
いまのなに?何に呼ばれたんだろうね。
(最寄りの黒塚古墳から出土したという三角縁神獣鏡卑弥呼の鏡」でも次回は見に行ってみようか)

桜井駅で乗り換えし、近鉄大阪線室生口大野駅。そこからバスです。
バスの時間まで少し時間があったので、海神社へも参拝。山なのに海神社。
御祭神は豊玉姫命ということだけれど、室生龍穴神社の高龗神(たかおかみのかみ)の里宮っぽい雰囲気あるなと調べたら、勧請されたという伝承があるようだ。

室生寺へのバスは通常1時間に1本だけれど、秋の行楽シーズンということもあって臨時便が出ていて便利でした。
開店を狙って「橋本屋」へ。「御食事処 橋本屋」の方ではなく「旅館橋本屋」の方。
もう旅館業はやっていないということだけれども、旅館の中が見たい。
限定20食2000円「女性向けのスペシャル山菜ランチ」をいただきます。

土門拳サイン(橋本屋にて)
あったー!土門拳のサイン。

2階のお部屋からの景色(橋本屋にて)
2階のお部屋・川側に通されて大満足。お食事も紅葉もお部屋も大満喫。

室生寺五重塔
五重塔撮影スポットから撮影。
1998年に台風で被害を受けた衝撃写真はお土産屋にもありました。
再建されて本当に良かった。女人高野と言われるだけあって、どこかしら華奢で上品な五重塔でした。

室生寺奥の院への参道
奥の院へも行きます。秋晴れで気持ちいい。
懸造り!そういや金堂も少し懸造りになっていた。
日本の寺社は懸造りが多くて、木製のラーメン構造に萌えます。

室生寺奥の院
懸造りから秋の紅葉。
そういや今回はかなり歩きの旅行になるので、旅靴(ダナーフィールドのブーツ)と悩んだけれど、ストラップシューズにした。なぜなら、寺社巡りは靴を脱いでの参拝が多いから!
室生寺では、弥勒堂・金堂・本堂(潅頂堂)・奥の院位牌堂と、全部脱ぎ履き。
もちろん靴を脱いだからには、ゆっくり座って参拝したりして、もう一日室生寺です。

龍穴神社にも歩いて行って、ひとしきり参拝して龍穴にも行ってみようと歩き始めたものの、看板見当たらず。
いやー今回呼ばれてなくない?と引き返す。
実際には100mほどなので、もう少し歩けば龍穴への道の入口看板があったみたい。
まあ入口の看板からも龍穴までは800mあるので、残り時間と体力を考えて中断。
室生寺に天神社があって、妙吉祥龍穴・龍穴神社への遥拝所になってたから、今回はそれで参拝したことにして、龍穴神社からバスに乗って春日大社の夜参拝に向かったのでした。
ちなみに龍穴神社までバスのルートができたのは今年(2022年4月から)らしくて、大変助かりました。
うーん下調べ足らなかったかなー。また次回。