ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

もう着ないと決めた着物を20円で寄付

桐箪笥はきもの用
桐箪笥を整理することにした。
カッコ書きのダンボール衣装ボックスは洋服。
それ以外の桐ボックスは、着物です。
ボックスの数だけなら、キモノの方が多くなってしまった。

着物ボックス
20代で着付けを習い、自分で着物が着られるようになって、流行りの安いアンティーク着物を買い集めた。いくつか数をこなすと、自分の好みやサイズや用途もわかるようになって、手に入れて何回か着たけど、色々不具合があることもわかって一度も着なかった古着もある。
これはもう勉強代、と思うことにした。
桐ボックスの中を整理して、いくつか手放すことにした。
しかし、キモノを手放すとなるとちょっとハードルが高い。

(1)査定に出すほど立派な品物ではない(どれも1000円~3000円程度)
(2)寄付をするにも送料がかかるし、キモノを入れるちょうどいい箱がない
(3)そうはいっても正絹だったりするので、ゴミに出すには忍びない

そんな考えで悶々とした結果、宅配買取で値段がつかなかった場合に、寄付やリサイクルで対応してくれるところを見つけてお願いすることにした。5点以上の送付が必須。

送付したのは下記。
・帯(袋帯1本・名古屋帯2本・半幅帯1本)
・着物(訪問着1枚・単衣2枚・袷2枚)
・羽織(1枚)
長襦袢(3枚)
帯締め(3本)
帯揚げ(1枚)
・羽織紐(2組)
・雨コート(1枚)

値段がつくとは思えなかったので、処分してもらえるならという気持ちで送付。
キモノを送付するためのダンボールが送付されてきて、それに入れて送り返す。
送付については自己負担額がすべて無料ですが、ダンボールは3辺の合計が160サイズなので、実際には送料に3000円近くかかっていると思われる。
(結局ダンボールの半分も入らず、緩衝材として新聞紙や別のダンボール等をいれているけど、これは自前で用意)
ネットレビューを読むと、買取金額が安すぎる!という声があったけど、そりゃそうだろな。
査定に満足しない場合は返送もしてくれるけれど、全品返送になり、返送料は自己負担です。

査定結果はこちら。
着物10さんに20円で寄付

20円!
送料3000円差っ引くと考えても、値がつくとは思ってなかったから驚きの結果です。
ちゃんと20円銀行振込されてて、振込手数料もかかってなかった。
再販で会社の利益がでると判断されたのであれば御の字。

桐ボックスの中がゆったり収納になった。満足。
クローゼット改造はこれにて一旦決着。
もう10年くらい着物は買ってない。
今後も段階的に着物も洋服も減らすだろうけれど、それはまた10年単位の話。

nagareru.hatenadiary.org