ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

穴の開いたスリッパをダーニングする

スリッパのダーニング
お気に入りを繕って、まだ使う。

そこらへんで入手できるスリッパはすぐ劣化するものばかりで、毎年買い替えるようなことをしていたけれど、使い捨て感があって嫌だった。
でもこのスリッパを購入してからは、もう5年も使っている。


竹皮は、夏は涼しく、冬暖かい。
だめになったらまた買おう、と思うけれど、丈夫で全然傷まない。
そうこうしているうちに、竹皮よりも先に、ベルトの布に穴が開いた。

穴あき 穴あき

穴が開いてもそのまま履いていたのだけれど。
なんか穴を塞ぐいい方法ないかなあ、と補修方法を考えていたら、ダーニングというものがあることを知る。
ダーニングは本来、靴下やセーターなどの毛糸ものの補修のよう。
縦糸と横糸を交差させて織るように縫う。

縦糸 横糸

ダーニング用の糸というのも売っているようだけれど、持っている糸で繕います。
縦糸は太めのしつけ糸。横糸を交差させるのにある程度太い一本でないと目を落としそう。
横糸はただのミシン糸。こちらは細いので2本で縫います。縦糸と横糸は色が違う方がわかりやすいかも。
昔、おもちゃの織り機持ってたなあ、と思い出しつつ。

本来は「ダーニングマッシュルーム」というものを布に当ててやや張りをもたせた状態で縫うのだけれど、持ってないし、スリッパのベルトの中にはうまく入る適当な道具がないので当てずに縫っていく。
糸がゆるんだり引っ張り気味になったりしたので、マッシュルームの代用になるものがあればあるほうがいいな、と思いつつ。
思ったより様になった。
気分がよくなったので合計3箇所。

スリッパ完成

いいアクセントになった。まだまだ使います。