最愛の愛車、アルシオーネSVXを手放したあと、時代に逆行するかのごとく、やっぱりマニュアルに乗りたいとだんなが探しだしてきたのがレガシィ・ランカスターでした。
2002(H14)年式。17万キロまでもうすぐ、というところで、残念ながら廃車決定です。
2012年に購入。手に入れてから12万キロ走りました。2015年から毎年スキーに行くようになったので、ランカだったからこその安心感は大きかった。
キャンプに、カヌーに、たくさん連れて行ってくれました。
私たちの人生でマニュアル車を所有する最後になるのではないかと思っていましたが、ほんとに最後になりました。
だんなのこだわりのデュアルレンジ。
タワーパーキングに入る車高。5ナンバーサイズといえる小型3ナンバー。
本革が好きで、別売オーダー品のシートカバーを装着。
ライトを黄色に交換。(黄色は平成17年12月以前の車にしかつけられない色)
塗装が傷んできたので2017年8月に全塗装。タカラ塗料さんにお世話になりました。
乗り心地が好きで、座った瞬間からうっとりする。
足回りが硬めで、峠にも強い車でしたが、SVXに負けず劣らずのGTカーで、特に高速道路のロングドライブが好きでした。
いつまでも乗っていたい車でしたが、手に入れてからの修理歴もそれなりです。
デフオイル漏れ修理(2014)・ロアボールジョイント交換(2016)・タイミングベルト交換(2016)・ドライブシャフトブーツ内側交換(2016)・ヘッドガスケット交換(2018)・ラジエーター交換(2018)。
まあこんだけカスタム・修理してもまだ新車で買うより安い、というのが中古のいいところなのかもしれん。
大手術を繰り返して、ご老体を動かしてまいりましたが、今回マフラー一式交換30万の見積もり。
かつ、去年交換したヘッドガスケットが漏れているとの点検結果。
そんなところにライトが片目点かない問題発覚(玉切れではないことを確認)。
そういえば、半年前にタイヤが外れる、というパンクがあり、ホイールごと替えました。
未練たらたらで次の車を探します。車はこうあるべき、とだんなが信念を持ってきたこれまでのすべてを投げ出して、次のステージへ。
残された条件は、国産・雪道が走れる4駆でスキーとカヌーが乗せられる車。そしてマニュアルをあきらめる代わりにアイサイト付が交換条件。
候補は、フォレスター(旧型)とレガシィアウトバック(現行)。価格制限からもちろん中古です。
フォレスターは乗った瞬間からアイドリングに酔うという異常事態に私がなってしまったので却下。
そんなわけで、予算内で買えるかと諦めかけていたアウトバック・リミテッドを購入決定です。本革が標準装備、オプションのハーマン・カードンのオーディオ付。
現行車を半額気分で購入できました。レガシィは2世代飛ばしたのに、まるで自分の部屋のような安心感。いい車です。
昨日、気分転換に一言主神社に夜の参拝に行ったら茅の輪が出ていて、ふたりで半年間の罪穢れを払ってきたんだった。夏越しの大祓。だからきっと、ご縁だったのだと思う。増税前だし。
前照灯常時点灯運動を推奨しています。乗ったらライト!