ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

スノーピーク土佐清水の「住箱」に泊まる

https://sbs.snowpeak.co.jp/tosashimizu/index.html

スノーピーク佐清水、2019年4月27日オープン!

佐清水への旅行を決めて、宿泊どうしようかな、と調べていたら入ってきた情報。

スノーピーク運営のキャンプ場、高知は仁淀川に続いて2つ目です。高知、攻めてるなあ。仁淀川も仁淀ブルーといわれるほどの美しい川なので、一度行ってみたいですが、また今度。

キャンプ用品を飛行機に積むのは大変、今回は「住箱」に泊まってみたい!というので即予約。

イソヒヨドリ

爪白キャンプ場のリニュアルなので、立地も環境も素敵です。歩いていける海岸。歩いて行ける足摺海底館。歩いて行けるレスト竜串、もあるので、レストランもあるしおみやげもがっつり買えます。グラスボートもいいね、というわけで海遊び満載。6月なのに子どもが泳いでました。海水温23度なら平気か。リニュアルなので当然シャワールームもトイレもきれい。高速道路がせめて中村までくれば楽なんだが、夏は混むだろうなあ。

スノーピークショップ

当然、ストア併設です。ここで受付。JCBはつかえませんが、VISAカード使えます。

住箱エリア

住箱の隣に1台車おけます。芝生の広大空間を囲むようにして住箱が並ぶ。

オートサイトエリア

オートサイトは6月のただの土日だというのに、10組くらい入ってて驚き。そしてなにわナンバー多い! フリーサイトだけどmax何組いれるつもりなんだろう。30組くらいを限界にしないと地獄を見そう。

住箱

今回はこちら。管理棟(ストア)の裏手で近い。ちなみに住箱エリアのトイレは管理棟なので、遠くなるとそれなり。

住箱入口 住箱インテリア

https://www.snowpeak.co.jp/sp/jyubako/

入口は階段。屋根付・明かりアリが何気に便利です。隈研吾がつくりたかったというモバイルハウス・デザイン。ベニヤ板なのに質感いいので安物感はありません。木目というより節の多さが楽しめるのが面白い。

ベッド

ベッドから外が見られるのがいい。ベッドも大人二人余裕で快適です。羽毛布団ってのもうれしい。

室内備品 ルームキー

室内備品がシンプルながらもスノーピークグッズでうれしい。洗面が一応ありますが、洗面以外の用途に使うなとの注意案内あり。

住箱下部

というのも、住箱の下はこんな感じで、パイプの先は、側溝→海です。私としては、キャンピングカーやトレーラーハウスみたいにタンクでいい気がする。タイヤがついているけれど、実際のモバイルはどれくらい想定してるんだろう。それともこのタイヤはただの固定資産税対策か?とかいろいろ考えてしまう。

外から 物干しなし

ちなみに外からは丸見えです。ほかの住箱についても、基本この部分オープンにして置いている(利用者がいないときも)のだけど、このベニヤが屋外でどれくらいの耐久性があるのか今後見物です。

そして物干しとかないので、当然カーテンレールを物干しに使っちゃう。

住箱は厳選されたインテリアがかっこいいのはわかるんだけれど、小さなタオル掛けくらいは、どんな安いビジホにもあるわけで、そういう宿としての最低装備品くらいは置いてほしい気がする。

ケトル&ガスバーナー ノクターン

なので当然装備品は使います。ガス缶も標準装備。いやーケトルあるんだったら鍋敷きくらい用意してほしいものだ。

お風呂・浴槽 お風呂・洗い場

すごいのはお風呂。400円かかるけど、広いわきれいだわ。洗い場4つもある。男女別で、ロックがID制だから安心だし、利用中だったら何回でも出入りできる。ソープ類ないので注意。

お風呂・脱衣所 ランドリー

脱衣所に小さなドライヤーもあり。しかし扇風機もクーラーもなかった気がしたが大丈夫か。

ランドリーが宿泊者使い放題。洗剤は自前で用意しなきゃだけど、海水浴関係を脱水できるだけでも大違い。

カップラーメン 鯖寿司

朝食はカップラーメンとお寿司にしました。お寿司は、夜ごはんに食べに行った御食事処あしずりの鯖寿司を持ち帰りしたもの。ウマー。

中での調理・食事はご遠慮いただきたいってことですが「湯を沸かしコーヒーやお茶をいれる、サンドイッチやおにぎりなど強い匂いが伴わないものなど」はOKという、わかりにくいルール。

カップラーメンは微妙にアウトな気がするけど、じゃあ焼きそばの湯切りはいいのか、とか悩ましい。簡易冷蔵庫もないから、利用者の善意が試される。これからのシーズン、キャンプ用の蚊取線香とか勝手に中におかれて大変なことになりそう、とかいろいろ心配しちゃう。

当然動物はアウト。あ、ゴミの分別ルールはちょっと特殊。

 

素泊まり17,280円(税込)+ゴミ処理料400円(税込)+入浴料400円×2人(税込)。

お風呂は住箱利用者は無料でもいいと思うなあ。

我々が愛用している別荘ビジホでは、朝食付大浴場付で1室料金が1泊税込10,000円以下ラインだから、正直高すぎる!

と思ったのだけれど、レンタル品を見てたら、ランドロックセットが18,000円(税込)。自分で設営・撤収するのに。寝袋もマットもつかないのに。住箱では標準装備のほおずきランタンが1,500円。ちなみに住箱の標準装備品は以下。

・椅子:2個 ローチェアショート

・テーブル:1個 IGTスリム

・ガス調理器具:1個 ヤエンストーブ・レギ

・ケトル:1個 クラシックケトル1.8L

・マグカップ:2個 チタンダブルマグ300

・カトラリー:4個 シェラカップ4個

・LEDランタン:1個 ほおずき

・ランタン:1個 リトルランプ ノクターン

えーとこれはつまり、上記の室内標準装備をレンタルしたって考えると、ゆうにレンタル品だけで10,000円超えそう。なので住箱は1泊8000円ラインの宿と考えればいいのかもしれない。堪能させていただきました。

実際使ってみた結果、ノクターンはいずれ買いそうだし、ほかのは買わなくていいや、という結論が出た。

というわけで、宿泊検討している方はぜひ新しいうちに! 土佐清水の住箱は環境的にも潮にさらされるわ、苔は出そうだわで、外観の白さを満喫するなら今のうち。

そうでないなら、使い込むとこうなるのか・・という、むしろ他人の使用感を楽しめるくらいがちょうどいいと思う。