ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

2008-05-06

キャンプin能登

GWは、能登半島にキャンプに行ってきました。

ドライブで一日にどこまで走れるかわからなかったので、能登半島のオートキャンプ場を下調べしてからの出発。当日の飛び込み狙いで予約なし。「能登路へようこそ」「oksts」のサイトさんに大変お世話になりました。感謝。

  • うみっこらんど七塚(5/3)

初日(5/2)は金沢市内の民宿泊で、翌日金沢市内観光。観光ののち、金沢市から近いキャンプ場を端から当たって宿泊場所を決めるつもりでした。そしたら最初に行った七塚オートキャンプ場で、空きがあるとのこと。1組キャンセルがあったらしい。能登半島キャンプでは、場所さえ取れれば金額は問題なしだったので、5000円払ってオートサイトを借りました。(デュオキャンとしてはお値段高めだけれどね~)

うみっこらんど七塚は、事前の下調べ通りに高規格なキャンプ場で、トイレがものすごくキレイ! 各サイトに水道付。今まで5000円も払わなかったので水道が各サイトについているのは贅沢だなあと思っていたのだけれど、実際使ってみると自分専用の水道があるのってうれしいんだわ~。キャンプ場には、水とトイレにお金を払っていると思っているので、5000円は高くないかも。

芝生もきちんとしているし、火を使う人用にコンクリートブロック標準装備。もちろん2つで足りない人には無料貸出もあり。海水浴場までも近いが、海の真横ではないので車にやさしいのもポイント高い。

ただ、ゴミは捨てられない。捨てる人はゴミ袋を購入する必要があるんだけれどこれが高いのでオススメできないです。

キャンプレイアウト

今回はワンポールペンタ。タープは日除けにもなるし、目隠しにもなる。

周りがファミリーキャンプという中では、なんだか異様なシンプルさ。そのせいか子どもがサイト内を走って通り抜けていく・・・。まあいいんだけど。

ギアもひととおり揃ったので並べて写真撮ってみた。

ギアパッキング

(青帆布)焚き火セット:焚き火台S・グリルネット・火箸・スコップ・炭入れ・ケトル

(緑帆布)家仕様料理セット:水(2LPET)・フライパン・ナイフ・牛乳パックほか

(灰帆布)食器セット:土鍋・食器セット・バーナー・ロースターほか

(白クーラー)非常食:ボンベ・缶づめ・非常食・お茶類・箸ほか

(青クーラー)生食:食べ物いろいろ・牛乳・お酒・調味料ほか

まわりでファミリーキャンプしているのを見ていたら、いろいろ道具が欲しくなってきた。でもとりあえず今は足りているのでなるべく増やさない方向でいきたい。

テント市場シェアを見るかのごとく8割がコールマンで、スノピをメインにしてるひとは1組だけだった。意外にサウスフィールドが多い。知らないメーカーのを見るとついじろじろ見てしまう。テント・タープ・スクリーンの3セットで揃えている人がほとんどだから、そういうのを見るとスクリーンタープ欲しいなあとか思う。

次買うならスノピのリビングシェルSだな、とか思いつつ、もう車には載らないのでしばらく買わないなー。

11時がチェックアウトでゆっくりできるのもうれしい。まだまだ連泊するいきおいなファミリーを横目に9時には片付けて出発。

  • 木ノ浦健民休暇村(5/4)

七塚オートキャンプ場を後にして、3日目は能登半島先端をめざしてドライヴ。

能登半島はキャンプ場自体はたくさんあって、ナビに野営場マークがたくさんついている。しかし「野営場」というところはほんとに本場キャンプで、サバイバルしたいわけじゃないんですという我々は、びくびくしながら通り過ぎる。

木ノ浦健民休暇村も実はそんなところじゃないかと思いながら行ったんだけれど、下見してみれば案外ちゃんとしたところ。七塚に比べれば施設は劣るけれど、海も見えるし(海の真横じゃないし)、余裕の空きだったのでここに決定。

管理棟はGWだというのに閉まっていて「能登きのうら荘で受付」と案内あり。能登きのうら荘まで行って支払い。おかげできのうら荘の日帰り湯についても聞くことができて、300円でお風呂に入れたのでよかった。

きのうら荘のお風呂はなんだかぬるぬるしていたので温泉かと思ったのだけれど、温泉表示は無かった。なんだったのかなー。

木ノ浦健民休暇村はオートサイトが4540円。フリーの方が安かったからそっちでもいいかなと思ったけれど、道路から斜面の下がテント地で結構車からの持ち運びが大変そうだったのでオートの方にした。

フリーの方は私たちのあとから同じく予約無しで来たらしいライダー集団がテントを並べていて、結果的にはオートサイトでゆっくりできたからよかった。

ライダーさんたちのテントはいろいろなメーカーで、たくさん並んでいるのを見るのは面白かった。ギアとかもいろいろ参考になるなあ。デュオキャンだと、ファミリーキャンパーよりライダーさんたち道具のが参考になる。

オートサイトは20サイトほどあるのだけれど、草刈してないぼさぼさなところが半分以上でした。後で知ったのだが営業期間は7月と8月だけで、5月はまだ管理が行き届いていないみたい。

管理棟に管理人がいないので、無断で泊まれてしまうんじゃないかという危うさと、すべてをキャンパーの良心に委ねたおおらかさのようなものがある。お金払った身としては、トイレの電気が付かないのはちょっと悲しかったけど。

トイレの電気がついていないくらいなので、車が道を踏み外さない程度の小さな外灯しかなく、これまでのキャンプで一番暗いサイトだったかもしれない。

おかげで、星が凄かった。周りが海と山で、おりしも新月だったせいもあるけれど、北斗七星のまわりってあんな小さな星がたくさんあったんだ~とため息が出るほどの美しさ。

しばらく寝転んで見上げる。いいねえ。

 

こちらもチェックアウトは11時。でも曇りがちでちょっとお天気心配なので、早々に片付けた。

 

もうかなり暖かくなってきたので、エアベッドを使わないでベッドメイキングしたのだけれど、エアベッドがない分、テント内がえらい広くて驚いた。そりゃエアベッドの厚さは20cmほどあるのだから、狭いテントがさらに狭くなってしまうのは仕方ない。しかしエアベッドがないだけでこの広さかー。

そろそろインフレータブルマットとかに切り替えるかなあと本気で考えはじめているところ。

LEDライト "BLACKDIAMOND アポロ"

で、テントの写真を撮り損ねていたので、代わりにアポロの写真を。

明るさ最大 (明るさ最大)

明るさ最小 (明るさ最小)

ブラックダイヤモンド社の今年新製品のアポロは、その造詣の美しさに釘付け。いやこれ絶対T2ファージだって!格好よすぎ。

ランタンなんて無くていいやという気持ちを覆す。そういえばこないだ焚き火で魚を焼いたときに、暗くて焼き加減がわかりにくかったから、何かランタン欲しいなあという気持ちになっていたのです。

でも「ランタン」を買うのは、いろいろ都合が悪いのでどうしようかなーと思ってたところに「アポロ」。

LEDライトだから使い捨てにならないし、使用頻度の高い単3が4本というのもキリがいい。

しかも普通のランタンみたいに、びかびか目に痛いものではなくて、ホヤがぼあーっとやさしい灯りをつくりだす。無段階で灯りの強弱ができるのもいい。

というわけで購入。結果的に買っておいてよかったー。ハンドライトと蝋燭では、なんの料理もできなくなるところだった。ほかのLEDライトに比べれば、そりゃ明るさは暗い方になってしまうのだけれど、私にはこのくらいで充分。

料理できるし、手に持ってトイレにいけるしね。