「Naturehike Cloud River」を購入しました。
Snowpeakの1997年カタログを大事に保管しているくらいはファンで、一部上場にも驚いたが、10年で上場廃止というのもまた、キャンプブームを見送った気分。
キャンプブーム自体は静観していて、むしろキャンプの頻度はぐっと落ちた。
そうしている間に、近隣に新しいキャンプ場がたくさんできて、オンラインでぽちっと予約できる時代がきた。
つまりやっと「思い立って今週末1泊」という寝るだけキャンプができるくらい、空いてきたのだ。
テントは連泊用にドックドームだけだったのだけれど1泊キャンプには立派すぎて面倒。
ワンタッチテントみたいなすぐ設置できてすぐ片付けられるテントが欲しい。
あわよくば持ち歩けそうなくらい小さくて軽いやつ。
そんなわけで探していたら、初めてテントを買うときに探していた条件を完全に満たすテントを見つけたのでした。
ちなみに初めて買ったテントはこれだ。
今のテントからすると、耐水圧1500mmなんて薄っぺらだけど、十分だった。
nagareru.hatenadiary.org
あれから20年。「Naturehike」の「Cloud River」を見つける。
かつては諦めた、吊り下げ式+総メッシュ+前後出入口+跳ね上げという、20年前に妥協した要素をもれなく盛り込んである。
しかも1万円・・・。
ぽち。(セールで9,890円で購入)
中華テントというと、パクリ安物の噂だけれど、Naturehikeは伊藤忠商事が独占輸入権を獲得ということで、信頼性高そう。みんなのレビューも評価高い。
そんなわけで、さっそく庭で試し張りです。
夢の総メッシュ。
ドックドームをフライだけ張って、インナーテントとしても使える。
2本のポールがクロスするだけの定番の形!
変形ポールは補修の点で心配なので、この単純な形がいい。
ていうか、触ってすぐわかったけど、びっくりするほど生地がいい。
いい、というかものすごくスノーピークっぽい。
スノーピークのOEMなんじゃないかってくらい。
(スノーピークは焚火台しか直営でつくってない)
定番といいつつ、2人用で、長辺側の両サイドから出入りできて、吊り下げ式ってないんだよねえ。
ベンチレーション2か所あるのもいい。
跳ね上げにもなる。とりあえず巻き上げて留める。
後ろもオープンになるのがうれしい。
シルバーコーテイング!夏向き!
こういうの、アルミでぱりぱりしているのが多いけど、ちゃんとコーティングになってる。
インナーからみるとあまりシルバーに見えないところもいい。
メッシュ生地も張りがあってしっかりしている。
メッシュ生地までスノーピークっぽい。
留めループがないなと思ったら、ぐるっと一周近く開けられて、脇ポケットに収納できる。
ジッパーのつくりもいい。
ロープデザインまでスノーピークっぽい。
フライの内側にベルクロついてて、ポールに固定できる。
ガイロープはフライに縫い付けられたループに通します。
うわー、自在までスノーピークと同型の三角プラスチック。
この自在苦手で、全部金具自在に交換したのになー。
これも交換するか・・。
フライとインナーはバックルで簡単設置。
ポールを留める部分も金具になってて安心。
これまで使ってたテントでは、インナーの短辺130cmサイズだったけど、140cmと広くなった。(長辺は同じ210cm)
スノーピークのグランドシートは130cmに合わせたサイズだから短いかな?と思ったけど、そうでもない。
適当に畳んでもするっと入る外袋サイズもいい。
コンプレッションベルトもついているのがうれしい。
外袋にもコンプレッション。
重さは2.5kgということだけれど、グランドシート入れると3kg近くになる。
ふたりでフライとインナーを持てば1.5kgくらいだから持ち歩ける。
徒歩キャンをする予定はいまのとこないけど、そんなこともやりたい気になってくる。
キャンプ場、早く空いてきてほしいな。