ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

ユニットバス交換

ユニットバス(旧) 給湯器(旧)

お風呂BEFORE写真

 

小さな家なので、ユニットバスも0.75坪サイズの小さなものだったのだけれど、それでもアパートのユニットバスから比べれば広い。

それでも許せなかったのが浴槽(バスタブ)の狭さ。ひとりが入ったらぴっちり。なにこれ節水仕様?アパートの浴槽と比べても狭い。

それから排水口の造りのまずさ。これ、絡まった髪の毛どう処理したらいいんだろうっていうつくり。(私は家の掃除の何が一番嫌いって自分の髪の毛の処理が嫌い)

なんだか高規格で、追い炊き機能もあれば、浴室乾燥機やら室内干しのバーまでついているのだけれども、ガス代も電気代もかかるし使わない。

なんていうか当たり前だけれども、売主とはお風呂に求める根本的な考え方が違うんだろうねえ、としみじみ思ったのでした。

 

家は現状売りと言われたので、気に入らないなら自分たちで設置する必要がある。ユニットバス工事って、実際にどれくらいするんだろう。ネットを調べるも、工事費の目処がつかない。

ユニットバスのどれを買うかはカタログを見ればいいけれども、どこの工務店に工事をお願いするかは、土地勘のない我々には厳しい。今回ユニットバス工事をお願いする工務店さんには、いずれ家の補修として屋根や壁もお願いすることになるかもしれないわけで、長いつきあいと思うと慎重にもなる。

1箇所、設備費工事費込の全費用込で1坪ユニットバス税込70万・ガス給湯器税込15万と価格開示している会社があった。いろんな状態の家があるから、工事費が明記できないのは素人の私でもわかる。そんな中での全費用込の価格提示。ありがたい。ここが金額の目安になりました。

この良心さに感謝してぜひここにお願いしようと思ったのだけれど、ユニットバスが指定されていたので、やはり現物を見てからと新宿のショールームまで行ってきた。

が、このメーカーさんの浴槽は狭かったのです。浴槽を広くするのが目的なのに、広くならない工事してどうする・・・。と、がっくり。

せっかく新宿まで行ったので他のメーカーも見よう、と一日で回れる範囲の新宿ショールームはあらかたいきました。ショールームは行って良かった。お姉さんと話をして見積を出してもらうのは面倒だったので、いろいろ自分たちで見ただけだったのだけれど、これでずいぶん自分たちがほしいお風呂機能を絞り込むことができました。

100万近く払おうかっていうんだから妥協するわけにはいかない、というので、私たちがお風呂に要求する機能で絶対に譲れなかったのがこちら。

1.浴槽(バスタブ)を広く

2.浴槽洗い場兼用水洗(別だと浴室が狭くなるから)

3.ゴム栓(プッシュ排水栓壊れる)

4.追い炊きしない

5.掃除しやすい排水口

まあとりあえず客の間口が広そうな最寄のジョイほんに行って話を聞くと、概算でも工事費入れて100万超。がっくり。でもここで上記5つが可能なのはLIXIL(キレイユ)だけ、ということが判明!

LIXILの取扱があって、ネットで工事費込みの価格が明示されているところ・・と、さらにネットを彷徨うと、ありました。1坪ユニットバス税込77万円・給湯器税込15万円。

まあ私たちの悪いところで、予約せずに直接ショールームまで行ったら担当がいないということで、結局日を改めて家まで来てもらうことに。正直ショールームの担当女史が、あからさまに「ワタシ担当外ですので」っていう対応するので、この会社どうだろうなあと思っていたけれども、担当さんはいい方でした。(どういう担当さんをよしとするかは個人の判断に任せます)

見積は、ユニットバスと給湯器合わせて88万。この見積で工事をお願いすることを決定しました。家を見てもらった結果、0.75坪はいわゆる1216サイズというものが標準なのだけれども、家の壁が分厚いので、これが入らないかもしれないとのこと。

言われていろいろ仕様を確認してみたら、1116サイズというものが入っている。家の壁は確かに省令準耐火構造で石膏ボード12.5mmが使われている結果、1216サイズが入らない・・・(!)

数センチなので石膏ボードを削ることもできるけど、家がパネル工法なので壁は薄くしないほうがいいですよ、といわれ、それに納得してS1216サイズにしました。結果としてキレイユで一番小さな浴槽を入れることに(それでもアパートより広い)。そしてS1216サイズをカタログに載せているのLIXILだけで!いろんなメーカーみていろいろ条件考えてみたけど、最初からこの1種類って決まってたのでした。

 

キレイユEセット S1216サイズ

・標準 アーチラインFRP浴槽(ゴム栓)(ホワイト)

・標準 タオル掛

・標準 くるりんポイ排水口

・標準 平天井&サークル照明

・標準なし カウンター・ミラー・収納棚

・オプション追加 キレイサーモフロア

・オプション追加 サーモバス

・オプション追加 兼用壁付サーモ水栓(クロマーレ)

・オプション追加 壁アクセント張り(グリーンストライプ)

・オプション追加 フリーサイズ窓枠(元々の窓枠を使用するので)

で、一番小さなサイズを入れることにした結果、できるだけ広さを感じられるようにと、いろいろ標準でついてくるものをはずすことにしました。鏡はどうしようかと思ったけれども、鏡裏がカビて掃除ができないことをアパートで経験済だったので結局据えつけず。

風呂の要望は基本だんな任せにしていたのだけれど、真北の風呂になるのでサーモ仕様にして、アクセント張りで1面だけグリーンにしてもらいました。

まあ、これを決めるまでも大変だったけれど、これを決めたあとも大変でした。

工事は5日かかるので仕事休まなきゃいけないし。完成したと思ったら浴室パネルに傷が見つかって補修してもらったり。脱衣所の床パネルは従来のものをそのまま使うはずが使えず一部張替になった結果、微妙に色違いを使う羽目になったり。工事用の養生テープが浴室横のトイレドアの突板の印刷剥がしちゃって補修してもらうことになったり。排水がダブルトラップでうまく流れないというので、屋外の排水蓋を息抜きできるのに替えてもらったり。

まあトラブルもあったけれど、浴室工事に合わせて色々やってもらった(別料金とられず)のもありがたかったです。旧ユニットバス廃棄に合わせて引越粗大ゴミを廃棄してもらったり、屋根裏の点検口つけてもらったり、ドアの補修を剥がされたとこ以外に元々剥がれてたところも一緒に直してもらったり。

ユニットバス(新) 給湯器(新)

お風呂AFTER写真

給湯器工事(140,000円) リンナイ エコジョーズ RUX-E2400W(リモコン2機)

浴室工事(677,000円) LIXIL KireiyuS1216

計 817,000円

別途ガス工事16,800円

途中でユニットバスの仕様が変わったので最終価格も安くなりました。今回のことでわかったのは、ユニットバスというのは、設備費の標準価格=設備費の割引額+工事費となるのが相場らしいです。

給湯器はだんなのお気に入りリンナイにすることができました。床置きが壁付になって小さくなった。24型じゃなくても良かったけど小さくしたからって安くなるわけじゃないというのでこのサイズ。追い炊きほんとにいらないですか?と念を押されたけど、いやほんと使わないのでいらないです、とお断り。

ユニットバス反対側 はさまれて水切りされるズビズバさん

反対側はこんな感じ。お掃除は無印のバススポンジとズビズバさん。

洗面器とバスチェアも新しくしました。

銀イオンの洗面器がかわいくなるのをずっと待っていたのよ~。