左から、サーバー用PC(自作)・PC用モニター(IBM)・ミニコンポ・スピーカー(右)・レーザープリンタ。一番左のPCの奥に見えないけど、スピーカー(左)がある。
PCとミニコンポをつなげて音声出力にしているのは昔からで、もう10年くらいこのスタイル。ちなみにこのIBMモニターは90度回転して縦型にもできる。縦画面ゲームに対応とだんなが大喜びして購入したのだけれど、地震のときもお辞儀しただけという絶大な安定感が私のお気に入り。
さて、1996年の一人暮らし開始時に購入したKENWOODのミニコンポ。ミニミニコンポというのが正しいかもしれない。KENWOODの名作ALLORA(アローラ)の後継、NEW ALLORAの廉価版で、アンプ・ラジオ・CDチェンジャー・カセットデッキが1BOXになっているXK-C50です。5万くらいで買ったと思う。当時のALLORAは高価で見た目も男性向きにつくられていて、でもKENWOODが欲しいと思っていた私には小さくて全部揃ってるこれがいい、と即決でした。
音色も操作性も気に入って愛用すること15年。CDチェンジャーが壊れ、カセットデッキはほとんど使用しない。PCでCDも聞くので使うのはAUXかラジオしかない。それでも充分。音楽を聴くというより、長時間ラジオやiTunesでCDを流しっぱなしの生活スタイルには、聞き疲れしない音が凄くよかった。
なのに最近、ぶつぶつと異音を出すようになってしまった。買い替えを検討して後継機種を探すも、KENWOODはJVCと合併。K-seriesの最新型は、PC-inとか魅力的だし悪くはないけれども、踏み切れない。異音がいつも出るなら諦めもつくのだけれど時々だしなー・・・。
XK-C50は、廉価版だけどオムニスピーカーもついているし、私の好きな高音を担当するツィーターが2つもついてるのよね・・。
150mmのコーン型ウーファー。65mmコーン型と25mmピエゾ型のツィーター。
65mmコーン型のオムニスピーカー。
そして最近は見かけなくなったグラフィックイコライザーも小さいけどついている。
アンプの出力も54W+54W。
そりゃ最新型は色々進化しているんだろうけれども、定格だけみるなら最新型にそんなに負けていないのよ。ああバブル仕様。
そんなわけで、延命措置です。
1)内部の埃を除去(コンデンサーに異常はなさそう)
2)接点復活剤投入
3)電源をPCとは別の場所に単体挿し
4)スピーカーとアンプをつなぐコードを切ってつなぎ直し
5)PC関連コードにフェライトコア装着
6)PCとアンプをつなぐコードをシールド付に変更←イマココ
おまじないのようなもの。4で異音がほぼなくなった。すっかりおじいちゃんになってしまったけれども、もう少し頑張って、と撫でる日々。