ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

フォーミュラ・ニッポン2010(第2戦)inツインリンクもてぎ

2007年から毎年見ているFN。最初はカーレースとはなんぞや?という興味だけから見始めたのだけれど、さすがにチームの違いや選手の区別がつくようになってきた。

初めてFNを見た2007年に、一度も真ん中の表彰台に立つことがなかったにも関わらずシリーズ優勝した松田次生選手に注目してきただけに、今期の不参戦はほんとうに残念。復帰を期待。

カーレースを見ていると、車業界の景気=日本の景気を肌で感じる気がする。2007年・2008年と20台以上が出走していたからFNとはそういうものだと思っていたら、去年は13台、今年は14台。特に、中嶋レーシングの車体からPIAAの文字が消えたのは驚き。スポンサー獲得って大変なんだろうなあ。

 

そんな中、今年はGyaO!で無料配信が始まったのがうれしい!

フォーミュラ・ニッポン2010 | 無料動画 GyaO!

第1戦を観て気分も盛り上げてから第2戦に臨みます。

 

チケットは例年通りJAF割購入。今年はJAFMateに割引情報が出ていなかったので、もしや割引なくなった?!と焦ったけれども電話したら割引で買えました。送料・代引料も無料なのが嬉しい。もちろんキャンプ場も予約。

 

予選日はピーカンの晴れ!日焼け止めと傘で90度コーナーからフリー走行を観戦です。90度コーナーは、ストレートから急激に下がってのフルブレーキングが見物。でもストレートも見えるかと思っていたら思いのほか見えないので、場所移動。

今回は、P40前のダウンヒルストレートから観戦。最上部席からだと、遠目ながらS字~V字~ヘアピン~ストレート~90度と全部見ることが出来ます。

予選はQ2で塚越広大がトップタイム!Q3では1分33秒台が3台も出る大混戦。塚越の5位スタートに注目です。

 

予選日はすごく暑かったので、手拭を塗らして首に巻くほどだったのに、決勝日は雨!午前中からいつ降ってもおかしくないくらいのどんより雲。決勝は本格の雨降り。傘を差して観戦するのだけれども寒いー。

2位塚越

波乱が予想されたけれども、ほんとに大波乱。コースアウト続出でした。予選では観られた90度コーナーが水しぶきで全然見えない~。周回遅れもあって場内アナウンスがほとんど聞えず、観ているほうも混乱。期待の塚越は小暮の不調もあって2位浮上!1位と大きく離されたものの、初表彰台でした!

レースを盛り上げた選手に贈られる東京中日スポーツ賞も受賞

塚越選手に関しては、去年は観戦したもてぎが最高順位だったようだし、今回は表彰台も見れたし、いいとこしか見てないな(笑)。

それにしても雨だと順位入れ替えとか激しくて面白いけれど、観る方は結構大変・・・。プログラムは雨でぼろぼろになってしまった。もう少し雨対策考えないとな・・・。

 

さて、今回の場内イベントでは、FN車両の解体ワークショップがあったり、バイクのカウルが取り払われた「RASHIN(裸身)」展示があったりと見どころたくさん。

Honda Collection Hallでは、ASIMOスーパーライブ&U3-Xデモンストレーションがありました。これは是非に!と会場入り。

ASIMO

ASIMOを前に観たのは、日本未来科学館ソニーの小型二足歩行ロボット「QRIO」と一緒に観たとき以来だから、もうかれこれ5年以上経つ。あのときは、QRIOのダンスに驚いたものだけれども、QRIOの開発者、ホンダにヘッドハンティングされたんじゃないかってくらい、今回のASIMOの上半身の動きは凄かった。滑らか! ASIMOといえば下半身の足の動きだったけれども、肩や腕、指先といった上半身の滑らかさが入って、さすがにQRIOほどではなかったけれども、ダンスを披露されたときには、ついにASIMOも踊るようになった!と衝撃。

ASIMOの足の機能は、より特化されたU3-Xが開発されていて、こちらも驚き。

U3-X

倒れないようにバランスをとる、という言葉そのままに、ゆらゆらと自立しているU3-X。これに乗って移動するというデモンストレーションは、体重移動だけで8の字移動していて感動。

U3-Xでの移動

うわーなんかほんとに、パトレイバーの世界がすぐそこに来てるっていう感じがしたのでした。U3-Xの可愛らしさや、ASIMOの、座っている人にも圧力を与えないようにと考えられた130cmという身長に、日本らしさを感じるのです。うん、やはり米ロボの「セグウェイ」や「BigDog」と比べるとそもそもの目指す方向性の違いを痛感するよね・・・。

 

ハローウッズキャンプ場

キャンプ場は、17時30分チェックイン。チケットを買ったときに個別サイト(6000円)が一杯ということで、林間サイト(3000円)を予約したのだけれど、空きを確認したら余裕でたくさん空いていたので個別サイトに変更。林間サイトは安さが魅力ではあるけれども、荷物の上げ下ろしが大変だし、車の駐車場が遠い。真夏は涼しくていいだろうけれどこの季節は暗くて寒いのが難。なので個別サイト。高いけど、こちらもJAF割で5400円。

これからはこの技(個別が取れないときは林間で予約しといて当日に空きがあれば変更)でキャンプ場を予約することにしようと決める。ゆっくりレース観戦プランにも申込して、レイトチェックアウト(当該サイト料金の30%)も無料です。嬉しい。

レースを観に来てるので、焚き火をしたり料理をつくったりはナシ。身軽に移動です。お風呂は近所の四季彩館へ。今年もチケット提示で100円引が嬉しい。

決勝日は雨予報だったけれども午前中の曇りのうちにテント撤収できました♪