ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019

紫の帯 5月の着物

パステルカラーとでもいうのかしら、イエローグリーンの5月にしか着ないと勝手に決めてる着物。

イエローグリーンのワンピースなんて絶対に着ないので、着物だったら着る色の一つなんだと思う。

帯揚を同系色にしたらよく見えなくなったのでもっと濃い色でもよかったな。

40も過ぎて帯の位置が高すぎるのも、と思い始め、低い方が着ててラクだから、つい低めにしたけれど、うーん、高めの方が好き。今度は衣紋ももっと抜いて、若々しくしよう、とちょっと反省。

2004年 2005年

でも上の写真てもう10年以上前になるのね・・。うーん年相応って難しいな。

今回の紫の帯はお太鼓がてろんとしてしまうのでもっと立体的に結ぶといいかも、と思い、銀座結び。帯に合った結び方って大事だわ。

お太鼓 てろんお太鼓

 

今年のラ・フォル・ジュルネは、丸の内のエリアコンサートで演目が出ていたので、30分演奏を4本ハシゴしたのだけれど、正直着物はやめときゃよかった、というくらい、全部立ちっぱなしでした。

演奏してるのに出くわしてちょっと聞いていく、くらいならいいけど、がっつり聴こうとするとアウトドア仕様にしないとだめね。

イス席で聞きたいと思って整理券をもらおうとすると、それに30分くらい並ぶことになるので結局整理券は諦め。

小さなイスを持ってきて、後ろの方で座って聞いてるカップルがいて、次回はあれにしよう、と思うのでした。

丸ビル 1階 マルキューブ

久しぶりに生演奏聴いた。生音いいなあ。天気がよくて、音が愉しい。どうしてもピアノメインで聞くけど、グランドピアノが燦々と陽の下にあるのも、たまにはいいなあって思う。

今年は声楽も聴けて良かった。滝廉太郎の生誕140周年で、べったべたに「花」や「荒城の月」とか歌ってくれてよかった。結核で23歳で死去。知ってたけど、23歳というのがいかに若いかということを、年を取ってから身につまされる。才能がある人にはその才能を思う存分発揮してもらいたい。そういう意味では短命ながらも、誰もが知ってる歌を残せたというのは本当に凄い。

寝室にピアノ

思い立って、寝室の模様替え。書斎に置いてたキーボードがなんとなく窮屈そうだったので、寝室に移動。ピアノ好きだなあ。自分ではもう全然弾いてないのにね。

そういえば昔散々、父親に頼まれて弾いてたシューマンの「楽しき農夫」が演奏されて泣きそうになった。あの時はそんなに好きな曲じゃなかったのに、京橋エドグランの大階段で聞いたら、そんなのどうでもよくなったんだ。