ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

オートキャンパーズエリアならまた(2)

8/11~8/14で4日間の盆休みがとれることになったので、渋滞の縦移動(主に東北道・長野や静岡は論外)を避けて、横移動して下道でも帰ってこられる関東圏でのおでかけを検討。予約は嫌いだけど、予約嫌いな人ほど予約すべしの鉄則・盆休み。まあ運よく空きが出たらしくて、ぽちっとオンライン予約できちゃったわけです。

高速道路の事故渋滞を尻目に伊勢崎まで下道で行き、伊勢崎から高速道。渋滞ナシ。

ならまたは2回目なのだけれど、夏の2か月しか営業してなかった頃とは比べられないくらいシステマチックに管理していて、がっつり区画サイトを予約しましたが、私たちにはもったいないくらいの広いサイト(A-8)を割り当てられて万歳!でした。

A-8サイト 快適18度

終日曇りでたまに小雨が降るようなお天気。夜中にかなり降ったくらい。気温は快適18度前後。

ごはん炊く ホットケーキ

定番の夜ごはん・野菜スープ&ごはん。朝ごはんはホットケーキ。スキレットでつくるホットケーキは分厚い。今回はならまた湖でカヌー三昧の予定だったのだけれど、なんとオール忘れた!ので、湖遊びはやめて、山遊びです。

野生サル

野生サル~。キャンプ場に行く途中の道路で車中から撮影。写真は母サル。子サル2匹つれてた。

   

キャンプ2日目。

もう残すところ群馬の主要温泉地で行っていないのは猿ヶ京だけ!というわけで、三国峠行ってきました。←街道好き

昭和34年に三国トンネルが開通するまで、新潟と群馬は車の行き来が断絶されてたのですよ!←インフラ好き

三国峠にある神社は、赤城神社(上州)・弥彦神社(越後)・諏訪神社(信州)の各一宮を合祀したという三国権現。三県境!←地図好き

赤城神社を上州の一宮扱いしているところがまたツボ!(上野国一宮は貫前神社だけど、元々一宮だった赤城神社が譲ったという逸話がある)←神社好き

で、三国トンネルの新潟県側と群馬県側に駐車場があるみたいなので、新潟県側の方が登りやすそう、というので行ってみたら、なんと駐車場3台くらい?を残して工事現場と化してた。もちろん駐車できず。新三国トンネルの掘削開始が8月7日!おいおい5日前かよ!という状態。まあ確かに三国トンネル行ってびっくりした。すごい古いタイプのトンネル。歩道ない!新三国ができたら三国トンネルの方は補修して歩道にしてほしいなあ。

仕方ないので群馬県側からアプローチ。

三国山

一度新潟側に行って初めて知ったけど、水上側は切り立った崖の道路&橋が連続する谷なのだけれど、苗場側はゆる~いリゾート地。そりゃロックフェスできるってくらい緩い地形。だから新潟の人はあそこ登れば関東すぐ!的な道に思えるけど、群馬からするとこんな山道上ってまで新潟行く必要ある・・?とか思う地形の差がすごい。

三国トンネルのすぐ横から峠道スタート11:30。きっと新潟側からアプローチした方がゆるかったに違いない、とか思いながら40分程で三国権現。神社の建物が休憩所になっててよかった。

思いのほか神社に早くついたので三国山にもチャレンジ!距離的には1kmないんだけど、一直線に登っていくので階段ばっかり。途中のガレ場が怖い。1時間ちょいで山頂到着・13:20。まあ私の写真撮りながらの歩きではこんなもんかな。天気は曇天。かんかん照りよりは歩きやすいけど雨が心配。先に登った人からすれ違いのときに、雷来るかもだから気を付けて!と言われたけど、雨雲レーダーにはひっかかってなかったから安心。スマホのアンテナが入るエリアの登山は安心だ。

ガレ地の木道 プロトレックの計測は誤差の範囲ということにする

前に谷川岳登ったときには、花が全然なくて、びっくりしたのだけれど、三国山は花が多くて楽しかった。ホツツジがいたるところで咲いてた。

ニッコウキスゲ シシウド

エゾアジサイ ミヤマカラマツ

ツリガネニンジン ソバナ

三国山下りタイムレコード

下りのロガー。木道が濡れてて帰りの方が怖かった。天気が悪くて長野側は全然見えず。帰りは猿ヶ京温泉で汗をさっぱり流す。群馬県の他の泉質に比べれば、pH7のなんと穏やかな温泉。でも硫酸塩泉。

 

キャンプ3日目。

土合の駅の階段がすごいのは知ってたけど、一度駅として使ってみたい!というので、土合駅の始発便乗り・最終便降りをしてみました。

土合駅の乗車証明書 乗車証明書!

土合の階段462段 階段は昇らないで降りる

土合駅はさすが夏の谷川岳を目指す登山客でぞろぞろ降りてきます。私は乗る。目的地は越後湯沢、から無料送迎バスに乗り換えてガーラ湯沢です。ガーラって初めて行ったけど、ほんと駅直結。新幹線が盲腸線になってるのも知らなかった! ゴンドラ乗ってスキー場にいくのだけど、ゴンドラが動かなくなったら帰れなくなるのかしら・・。

ガーラ湯沢ゴンドラ サマースキー

さて一度やってみたかった夏スキー! ガーラっぽくフルレンタル!ヘルメットもします。10時から15時まで午前2時間午後2時間滑ってみました。夏スキーむずかしい!初級コースの350mしかないのに、まるで中級コースをひたすら周回するかのような疲労感!最後の方は足が笑ってた。というか、滑ってる人がみんな上級者! 初級者で遊びに来てるのは私くらい!?てくらいみんなひたすら反復練習してました。うまいからこそ夏も練習に来るのかしら・・。それにしてもスノーマットは濡れてた方がいいらしく散水してるっていうから、どうやって散水してるのかと思ったら、人力(ホースで撒く)だった。リフトも混んでなくて、私がきゃあきゃあ大騒ぎしながらのろのろ滑ってても、みんなすいすい避けてくれて、最後の方はなんとか自分のリズムで滑れるようになって、面白かった。

越後湯沢駅では、ほくほく線を見てフォントのかわいさにほくほく言いながら水上行に乗車。意外に混んでて座れず。まったく体感できなかったループ線を脳内補完で堪能して、土合下車。列車のドアが自動ドアではないのでボタンを押して開けます。土合駅は駅トイレがキレイでよかった!

 

キャンプ4日目は帰るだけ。キャンプ場を7時半には出発して、圏央道経由で帰宅。渋滞にも遭わず、昼前には自宅到着です。いい盆休みでした。夏仕事の後半もがんばるぞ。と。