ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

東京都写真美術館 モーニングロードショー 文楽 冥途の飛脚

1979年に制作された文楽映画がデジタルリマスターで再上映(参照)、という情報を聞きつけて、急遽平日に休みをとって突入。10時開館、10時30分から上映、というので平日だからまあ大丈夫だろうと開館前10分に行ってみたら並んでいる・・。写真美術館のシアターは190人なのでまあ余裕で中央席とれました。よかった。

30年前の作品なのでみんな若い!

「冥途の飛脚」は主人公がだめだめ男なのだけれど、これはさらにダメダメ感が増してて素晴らしかった。八右衛門を桐竹勘十郎(二世) がしていて、これまたこれまでになくいい男だった。八右衛門って、すごい度量のでかい男なのではないかしら・・。

簑助の梅川は、感情あふれてとまらない感じがよく出てて、でもたぶんこれは簑助が若いせいなんじゃないかと思った。たぶん今の簑助はもっと、「感情あふれてとまらない」を「あふれる感情をとめようとしてとまらない」まで表現できてる気がする。

こんな映像はなかなか入手できるものではない、というのでブルーレイ購入。ブルーレイプレーヤー持ってないんだけどねー。買わないと。

冥途の飛脚

恵比寿から目黒川沿いを歩いて中目黒まで。桜は全然咲いてないのだけれど、人多い!平日なのに出店も出てて、みんな食べ歩き飲み歩き・・・。咲いてないのに・・・!

目黒川

数輪咲いているのを見つけて楽しむ。開花直前にふくらんだつぼみで、枝がピンク色してる。お天気も良くて、咲いてなくても、花見だわ。

桜の季節に着たいピンクの羽織。帯は半幅で矢の字に帯紐して楽ちん。紺の袷の着物は、色々調べたけど結局なんの花の模様かわからず。新しく買った草履が履き心地よくて長距離移動も苦にならず。結局1万歩くらい歩いてた。