ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

7月8月の庭

7月8月の庭

白粉花

6月の終わりから9月の終わりくらいにかけて、長い花期で楽しませてくれるオシロイバナ。アップで撮るとハイビスカスのよう。冬になると枯れてしまうけれども毎年すくすくとよく育ちます。こどもの頃この花で紙を染めたものだけれども、布も染まるのかしら。夕方から夜にかけて咲く。家に帰ったら出迎えてくれる夏の花。

 

藪枯

ほおっておくと大繁殖してしまうヤブガラシ。できるだけ小さい芽のうちに抜いてしまうのだけれども、ちょっと忙しくて手をかけない間に庭の隅のほうからにょきにょきしています。花は爪の先ほどにも小さいオレンジで可愛いが憎らしい。

 

屁糞葛

名前をヘクソカズラ。でも花や葉は臭くありません。ただヤブガラシと同じで良く伸び知らない間に花を咲かせている。こちらも可能な限り引き抜くのだけれども、ヤブガラシよりわかりにくくて伸びたら伸びたで蔓をはずすのがめんどくさい。名前からは思いもよらないほど可愛い花を咲かせる。大きさは指の先ほど。これも小さい花だけれどたくさん咲かせます。

 

露草

今の場所に住み始めて、植えてもいない花が咲いているのを発見するたびに嬉しい気持ちになるのだけれども、一番嬉しかったのがツユクサ。私はユキノシタとかドクダミとか、湿気があって薄暗いところに咲く花も好きなのです。ツユクサはそういう花だと思っていたからこんな庭には咲かないだろうと思っていたら、ブロック塀と家との隙間の土のところから咲いてくれました。

7月から咲き始める。出勤時にしか見られないけれど、この爽快な青が今日もがんばろうって気にさせてくれて好き。