廃油石けんレシピ2004
4月は石けんづくり月間。梅雨が来る前に作りたいから。
去年から溜めていた廃油は3リットルちょい溜ったところで
もう待てない!
と思い
廃油に新品油をちょっと足すことにしました。
・廃油(サラダ油) 3700g (ご近所スーパー/1000円くらい)
・苛性ソーダ(水酸化ナトリウム) 450g (ご近所薬局/378円)
・コーヒー水 1300g(水分量35%)
・コーヒーカストッピング 大さじ3くらい
サラダ油なので、菜種油で計算。大豆油でも計算してみたけれど、だいたい同じ。
(ぐるぐる石鹸工房・多謝)
実は多少の誤差があるのだけれど、これで9%ディスカウント。誤差を考慮してもディスカウント率は7%~12%内に収まるので大丈夫。バッチサイズ(完成量)が5Lくらいあるので多少の誤差は許されるのです。たぶん。(バッチサイズが1L未満の場合は、絶対計りを使うべきだと思う)
廃油石けんは食器洗い用。掃除用。油汚れ用。臭み消しのために珈琲を使う。一度珈琲をいれた出がらしで、もう一度煮出して冷やしコーヒー水にして、そこに苛性ソーダを入れちゃう。苛性ソーダと水を反応させるときは十分すぎるほど気をつける。普段いちばん使ってる小鍋に入れるのだけれど、焦げがとれるのが嬉しい。石鹸の中に焦げカスが入ってしまいますけれども。
水と反応しているときはかなり温度が上がるので冷めてから。40℃ぐらいまで下げる。(でもこれもかなり適当)油の方も少し温めて40℃ぐらいにしておく。(これもかなり適当)
5Lの大鍋なので、混ぜるのはハンドミキサー様々です。今回はパーム油とかを入れなかったせいかトレースが出るまでに2時間くらいかかった。
鍋にまな板置いて、布巾を置いた上にミキサーを置いてます。(布巾をおかないとミキサーが動いていってしまう)ハンドミキサーでは下の方まで混ざりにくいので、時々泡立て器でかき混ぜる。
それにしてもコーヒー、かなり濃く煮出したと思ったのに、全然足りなかった。もっと黒か焦茶色の石鹸になる予定なのに、これじゃミルクコーヒーだ。熟成している間に濃くなったりするのかしらん。多分もっと白くなるだろうなぁ。つまらないのでコーヒーカスを直接入れてみた。う~ん。ブツブツしてる(笑)。でも洗浄力が高くなるらしい。スクラブ効果?? ま、いっか。
溜めておいた牛乳パックに入れて、新聞紙にくるんで発泡スチロールに入れる。
使った容器は新聞紙で丁寧に拭いたあと、さらに酢で拭く。
拭いた新聞紙は袋を2重に重ねて包んで燃えるゴミへ。
あとは普通に石鹸で洗ってお片付け。
型だしまで1週間。楽しみ。