ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

花桃収穫でシロップづくり

どうも「なり年」というものがあるらしく、去年おいしくいただいたヤブカンゾウは今年はさっぱりで、去年あまり実を収穫できなかったハナモモは今年は盛況。

ほったらかし管理の庭木では、毎年安定した収穫というのは難しい。まあそもそもハナモモは収穫時期が難しくて、黄色くなるのを待っていたら萎れて黒くなってしまう。

実の収穫の時期と剪定・収穫ができる週末が「合う」のは、実は限られているのかも。

今年の収穫

そんなわけで、青梅みたいに、つやつや青くなったら、を収穫の目安にしています。今年は3cm~5cmの大粒が10個以上!

表面をたわしでごしごし洗って、ペーパーで水分をよく獲って、アルコール(うちは安価ウイスキー)で表面消毒しつつ、キズを落としていきます。基本的な手順は、青梅シロップと同じ。

虫食い キズ

虫食いは、虫と出遭うのでどきどきしつつカット。傷もカット。

黒い斑点 なり口

斑点はたぶん黒星病。まあ無農薬だから仕方ない。梅の場合もよくあることで、食べても問題ないらしいので薄いのはそのままにする。濃くて気になるのは削る。

なり口は梅と違ってしっかりくっついているからとらなくてもいいと思うけど、汚れてたりするのは削るようにしてる。

カット

こういうのは、そのときの適当な気分。金属包丁あてるのよくない、とか、気にしだすとキリがないから。霧吹きでアルコール消毒しつつ。

はちみつ漬け

砂糖でもいいみたいだけど、自家製だとシロップの出が悪いことがあるので、私ははちみつで漬けることの方が多いかな。

一晩でエキスが出るけど、エキス出ると桃が浮いちゃうので浮かない程度に重石する。

発酵

今回は一晩しか漬けてないのにもう発酵。あちゃー。一度冷凍させてからの方がよかったかなあ。

1日様子をみたけど発酵がとまらないので、発酵止めに加熱処理。瓶から出して沸騰させないぎりぎりまで加熱。再び瓶に戻します。まあここらへんの手順も青梅と同じ。

加熱処理後

最初数日は用心して毎日ゆすって様子をみます。3日目にはエキスが抜けてきてしおしおに。

いつもの冷暗所

まあ用心して冷蔵庫でもいいんだけど、面倒なのでいつもの場所へ。10日目くらいから飲んでもいいのだけれど、ネクターみたいになるまで熟成させる方が好きです。