セミの羽化
子どものころに蝉が羽化する写真を見て、その青白い美しさに感動したクチです。 そのページだけ切り取って大事にしようと思い、本にはさみをいれて、めちゃ怒られた子どもでした。
庭のモクレンにやたらセミが集まっていて、抜け殻もたくさん・・! 我が家のモクレンでそんな神秘が毎夏行われている! そんな神秘が目の前で行われているならぜひ見たい!というので、今年は夕方からチェックするも、いない(まあ毎日行われているわけではない)。
まだ梅雨明けしてないし用心しているのよ、台風のあとの晴れた日なら絶対よ!というわけで、予想をつけたらあたり! 激写できました。
逆光シルエット
これが撮りたかった・・!
だんだん色がつく
朝方にはすっかりオトナ
正直、心臓に悪かった・・。
風も強いし落ちるんじゃないかと、はらはら。変化が遅いからこのまま死んでしまうんじゃないかと、どきどき。(そして調べたらそういう例も少なからずある)
がんばれがんばれ、と応援。お尻が殻から出た時には、おめでとう!やった!と玄関先で大騒ぎ。
朝には無事に飛び立っていきました。
夏の終わりには、死んだ蝉も庭にはたくさんいる。それをせっせとキレイに片づけてくれるうちのクロアリ。ありがとう。うちの庭でも物質と生命の循環が繰り返されているのだなあ、と思うのです。