ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

デジタルアートフェス in お台場

96年~98年に毎年高崎市立美術館で行われていた「ライト・アート展」。

松下電工がやっていたらしい「ライト・アート展」の一部作品を持ってきたものだったのだけれど、これが凄く良くて、いまだに話題にする。

宇宙船のような大きくて重いドアを開けると、最初から薄暗がりが演出されていて、ぽあーっと光が浮かび上がる作品群の演出をしてた。当時はアクリルに光を通しているのがほとんどで、今みたいにLEDなんて全くなかったのだけれど、アクリルがガコガコ動いている様にいたく感動したのを覚えてる。

しかしあのような美術展は以降まったく私の情報網に引っかからず

通り過ぎること約10年。(その間に実はいろいろあったらしいが、かなり逃した模様)

デジタルアートフェスがそれっぽいらしい、という話を聞きつけて、行ってみました。

会場はパナソニックセンター。主催はNHKのようだが、また松下だ。期待が持てる。今年が既に3回目。

もしかしたら宮島達男の「MEGA DEATH」(参照・逃したもののひとつ)みたいなのが観られるかもしれない。

http://www.daf-tokyo.jp/

フェス、というだけあっていろいろあるんだけれど、映像だけってのはあんまり興味が無い。

そしたらちゃんと触れたり動いたりするものがあるじゃないの!

DAF東京セレクション東京ガジェット展

つくば美術館で見た「およぐことば」のアレンジ版(?)が来ていて嬉しい。師井 聡子「Sound Flakes」。

それから、マイクに声を発すると丸い映像がぽこぽこでてきて、その映像を手で(手の影で)弾いたりできる「Messa di Voce」が素敵。

そしてそして、児玉幸子の「モルフォタワー」!

磁性流体アート。これスゴイ。一日中眺めていられそうな。

リンク先に動画があるので是非是非ごらんください。

あと「TENORI-ON」とか村田恒「Liberation」とか。もう観るもの満載。

って

今書いていて児玉幸子さんの磁性流体シリーズが科学技術館で展示中なのでこれから行ってきます。

すちゃ!