直火OKサイトで、焚き火キャンプ。
10月の3連休は焚き火キャンプ!と決めて、予約しました。
12歳以上の大人向け、ソロ・デュオ限定キャンプ場、というので、前から目をつけていたキャンプ場です。当初は別のキャンプ場を予約してたのだけれど、空き状況見ていたら滑りこめた。2泊で11000円。
直火サイトで、かまどを使いたいとお願いしたところ、ご用意できますとのこと。
行ってみてわかったけれど、サイト脇で使えるカマドは1サイトしかないので、予約できたのは有難かったです。
オーナーの自宅の庭でキャンプということなのだけれど、約10,000平米もある傾斜地は、庭キャンという言葉からは程遠い。門柱が古く立派で「BOTANY GERDEN Terrace」と読めるから何かの施設を買い取ったのかも。
場内の坂は四駆でよかったねという斜度ばかりで、スリップしながら進んでいくのは正直妻は絶対自分では運転しない、と心に決めるほどでしたが、夫は楽しい!と逆にテンション上げてました。
焚き火キャンプは、冬の間に剪定した枝を灰にして肥料にするイベントです。
写真は去年の夏に我が家の庭で、伐根したもの。
夫がレシプロソーを購入しての大仕事でした。おかげで昨冬は強剪定もできた。
スウェーデントーチか?!という切り株状態ですが、よく乾燥させただけあって火付きもよかった。
守谷市は直径5cm以内・長さ50cm以内の枝はゴミとして捨てられるけれども、剪定枝も灰にして庭に還元したいということで、車に積めそうな分だけ残しておいて、キャンプで焚火です。
かまどは大谷石のブロック塀を四角に組んだもののようで、少しだけ隙間が空いているのが逆によかった。前の人の消し炭が残っていたのも着火がよかった理由かも。
周りの切り株状の丸太は元々置いてあるので、イス代わりに使うものなのかも。
今回のサイト。直火「こ」です。
予約サイトであった場内マップでは「け」「く」「Y」に囲まれる感じなのですが、斜面を利用してサイトの高さを変えてあるので、視線の高さが異なり団地感が少ない。
手前の大きな切り株丸太も物を置くのに便利でした。
長柄の立鎌は、置いてあったので使わせてもらいました。
ソロ・デュオ限定というだけあって広いサイトはほぼなく、予約の際にもテントは4m×4m以内か確認が求められる。ドックドームは無理そうだというので、「Naturehike Cloud River」にしたのだけれど、思いのほか広かったので、持ってるタープを全展開して張ります。
ドックドーム使い出してから、タープを張る必要がなくて、ほぼ封印されていた。
キャンプブームではキャンプを敬遠していたから、ペンタもサイドウォールも6年ぶりに使うらしい、加水分解の予兆が出ている。ペンタは2007年、サイドウォールも2010年に購入したことを考えるとそろそろ処分を検討しないといけないかも。
奥の建物がオーナー宅。右に見えているのが管理棟。トイレ・炊事場は管理棟にしかないので、近くて便利。
我が家は基本グラウンドスタイル。
ペンタを最大限展開するので、グランドシートをペグ打ちしてのお座敷スタイルです。
サイドウォールの後ろが直火「け」のサイトなのだけれど、いい感じに目隠しになりました。
12時チェックイン、22時完全消灯。22時までに全部を灰にするのが目的なのでじゃんじゃん燃やしていきます。
昼間なので火がよく見えていませんが、とりあえず我が家では定番の野菜スープを煮込みはじめます。
とりあえず焼き芋。来る途中のコンビニで購入した茨城県産紅はるか。
焼き芋食べ終わってから、お次はじゃがいもを投入。
今回はバターたっぷり持参です。じゃがいもホイル焼きバターのせ。
バターは、業務スーパーのグラスフェッドバター「ウエストゴールド 有塩バター」!
じゃがいもを食べ終わってから、たまねぎを投入。
たまねぎも丸ごとホイル焼き。ほくほくしゃきしゃき。禁断のバターたっぷり。
もうたっぷり時間をかけて作っては食べ作っては食べ。
なしは処分品をスーパーでゲット。
そういえば、場内に蚊はいないのですが、蠅が多くて煩わしい。
蚊取り線香でもすればよかったかな。
車に非常時用に乗せてる折り畳みスコップを十能代わりに使ったのだけれど便利。
暗くなってきました。周りのサイトが焚き火を始める頃、我々は熾火。
焚火台のグリルネットを炭床代わりにします。
夕焼けシルエットがいい感じ。
土日は居酒屋沓吾郎が16時~18時頃で開店するようで、管理棟の方でわいわい声が聞こえる。
まあでも19時過ぎにはお開きになるようで、そういうのもありがたい。
本来焚き火というものは、熾火になってから調理するものらしいがね。
赤々と燃える様子は、石のようで宝石のようで。
遠くで水戸線の列車走行音が聴こえる。
月は半月だけど明るい。
ソロ・デュオなサイトだけあって、周りのサイト(左奥・右奥)も照明は控えめです。
我が家も、マーカー代わりにライトとろうそくをつけてますが、暗い・・。
21時頃、火消し壷に全部回収して就寝。
ゴミ持ち帰りのキャンプ場ですが、灰捨て場はありました。
かまどにそのままでもいいですよ、と言われたのですが、我々は灰を持って帰ることが目的なので、かまどの灰を全部持ち帰りです。
今回の灰は、火消し壷だけに入らず、ステンレス鍋も使いました。
来春さつまいもを植える予定の場所の土に混ぜて肥料にします。
そういえば看板猫ちゃんは毎日見ましたが、元野良らしくさっぱりかまってくれません。よく首輪してくれたなあ。夫が追いかけて行って、ズームで撮影してました。
トイレもきれいだったし、みなさんのマナーも良くて、リピートしそうです。