旅先ガールズトークは「夫が化粧をしない自分をどう思うか」問題。
ゲストハウスに泊まることにした。
3泊4日の奈良。
1泊2日ツアー(新幹線+ホテル1泊)=3万円。
これにゲストハウス2泊分で、合計4万円。全朝食付です。
実はゲストハウスは、あんまり利用しない。
外国人向けの安宿ドミトリーで、知らない人と強制コミュニケーション&眠れない、というケースが多いから。
ドミトリータイプを使うのはフェリーくらいで、ひとり旅や夫婦旅ならビジホ(シングル)にするし、グループ旅行なら旅館(和室)にする。
ゲストハウスを使うのは、個室が予約できるとき。
今回は女子ふたり旅なので、奈良という土地柄を考慮してもビジホツインや旅館1室は割高。
そして奈良という土地柄もあって、ゲストハウスもバリエーション豊か。
感染症対策が緩和されて、活気が戻りつつある旅行業界ではあるけれど、まだ個室に空きがあった。
旅の荷物は最小限に、というけれど、快適さと金額は比例すると思っています。
旅館やビジホだとルームウェア・アメニティ・タオルが付属だけど、ゲストハウスは安い分そういうのなし。
共用スペースに行き来できる程度のリラックスウエアは必須だし、アメニティは持参。
タオルは、手ぬぐいを愛用です。
まあ今回は3泊ということもあって、通常旅で持っていくものは圧縮せずに持っていくことにした。
(写真・左上から)
・ツボ押し(足用・手用)
・ゴミ袋・ティッシュ・生理用品
・クリーム(全身用)・洗顔料
(写真・左下から)
・防寒インナー・髪ゴム
・綿棒・カットバン・紙石鹸
・BBクリーム・フェイスブラシ
これらが赤チェックのポーチに入っているもの。
写真にないけど、ポーチに入れてないものとして、ホッカイロ・冷えピタ・マスクがあります。
あと非常食(今回はプロテインバー)とペットボトルを持ち歩く。
正直「旅道具」というよりも、「防災道具」(旅先で災害に遭ったときに必要な最低限の道具)、です。
つぼ押しは、もともとは就職活動の外泊中に衝動買いしたものだけれど、もう20年以上愛用している。
女子旅では誰に貸してもえらい人気で、特にハンド用(木製)のはいつまでも誰かがにぎにぎしていて戻ってこない。
全身クリームは色々使ってて、ワセリンやハンドクリームが多いけど、今はスチームクリーム。
洗顔料は、今回は試供品持参。
ちなみに最小限版の旅道具(ファーストエイドキット)はこちらで、今回はこれに上を追加してます。
nagareru.hatenadiary.org
旅先ガールズトークで「夫が化粧をしない自分をどう思うか」問題になり、「どっちでもいい」という話から「旅先で化粧をするか」問題になった。
彼女はこれまでがっつりメイクする派だったけど、今回はメイクしないというのを旅のテーマにしてたらしい。
感染症対策でマスクをするようになったところに「どっちでもいい」なんて言われたものだから、化粧への考え方が変わったのだそうだ。つまり彼女にとってメイクとは「誰かのため体裁としてするものであって、できるならしたくないもの」であるらしい。
まあ私は彼女の夫を知っているので、それは「どっちもいい」の間違いじゃないか、と話した。
つまり本人が化粧して楽しいならうれしいし、負担ならしてほしくないという話。
共感プログラム発動。
TPOで行けば、今回はドレスアップする旅行ではないし仕事でもないから、快適性優先でいいんじゃない?というオチがついた。
ゲストハウスだと洗面も共用なので、がっつりメイクだと洗面所を占拠してメイクしている様を見られるか、それなりなサイズの鏡を持参して部屋でメイクするかになる。いずれにせよ荷物も増える。
当然ながら「快適性=ノーメイク」ではない。なので私はBBクリーム。
洗面を使う時間は短いし鏡は持参しない。
彼女はBBクリーム否定派だったのだけれど、なにか腑に落ちたようだった。
ゲストハウスの共用施設でお湯を沸かし、自由持ち出しのお茶セットからティバッグをもらう。
共用施設の家探しで紙コップとトレーを見つけてきて、お茶をいれて部屋に持っていき、寛ぐ。
使ったものは洗って戻し、ごみ箱は部屋にないので、共用施設に捨てに行く。
ゲストハウスの宿はシャワーだけのところが多い。今回の宿も同じ。
アメニティは少しあって自由につかっていいということだったけど、共用のボトルがどんと置いてあるだけだったので、今回は使用せず。
近場に銭湯があったので、2日目は銭湯に行ってみました。
タオルはそこにあるのを自由に使っていいよ、シャンプーリンスも置いてあるのを好きなように使ってとのこと。
銭湯や地元向けの温泉もよく使うけれど、それぞれの独自ルールがあるのでそれに倣いつ、それを楽しみつつ。
朝の散歩でならまちを歩いて、2005年に宿泊した「静観荘」跡地に行ってみたけど、駐車場になってた。
こちらは2005年の「静観荘」。
「最古の遊廓とされる木辻遊廓における、遊廓建築の面影を残した最後の建築物」。
屋根の上にいるのはなんじゃろなー。
鍾馗様でした。ズームカメラは旅に必須。